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8月, 2016の投稿を表示しています
 ウィークエンドサンシャイン。サンシャインミュージックフェスティバル、後篇。   世界の快適音楽セレクション、番号の音楽 。  ユーセインボルト。  エリス、高田漣。  アコーディオンの起源、中国。  笙、猪の鼻。  浜美枝。来たなと。  傘200本くらい失くしてます。  サティー池袋西武セゾン美術館堤清二リブロ環境音楽ブライアンイーノルイマル鬼火。  バーバラハニガンサイモンラトル。
 洗い物してるとあんまり寒くてクーラーを切ってしまう。  水仕事で体温が奪われて体が冷えてくれるのだろう。

日曜洋画劇場「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」

 エックスメンって一度もちゃんと観たことがない。テレビでやってても二十秒ぐらいで観るのやめちゃったりしてた。全然面白くなる気配がないので。  一度はちゃんと観ておこうと思って今回最後まで観た。結構苦行だった。  なんだろうね。あの。  別にね、こういう題材でエンタテイメントつくっても、いいとは思うのね。  スピルバーグやタランティーノ、バーホーベンといった監督はそういうことに成功してると思うのね。但し、その扱う題材について強い問題意識あってのエンタテイメント化であってね。  マシューボーンという監督にそういう、深く考えた形跡みたいなのはさあ、あんま感じられないんだよね。  キューバ危機とか強制収容所とか、そういうの出すと意識高いって、賢いって思われそうじゃん? ちょっといいじゃん? っていう、いかにも頭の悪いひとの発想を感じてしまうのだけれど。  監督さんにその責すべて負わせていいのかわかんないけれどもさあ。映画の作られ方に詳しくないから。 「ユダヤ人はナチスから酷い目に遭ったので歪んだ考えを持ちがち」とかっていう主張の映画があったらかなりひどいと思うんだけど。まあこの映画のことなんだけどさあ。  政治に関心を持つことイコール善、ではまったくないことは昨今もう常識の範疇にあるかと思う。インスタントな目学問から出来上がるのはネット国士やトンデモ史観。お脳の弱いひとは天下国家のことなんか関心持たない方がいい。そんな気持ちを加速させてくれる映画である。 「あなたはいまのままでいいの。いまのままでいるべきなの」ってのもさあ。これ、個を尊重する先進的主張のようでいて、その押し付けがましさ、独善においてファシストの民族差別とまるで変わんないんだよね。あえて言うなら胸に六芒星つけさせる行為。家にペンキを塗る行為。だから冒頭に自分で映像化しておきながらその意味を作り手自身がまるで理解してないってことなんだよね。ひとにレッテルを貼るということの非人道性を。  しかもそれを言ってる女の能力は「変幻自在」だという。ギャグですかと。タチの悪い冗談ですかと。いつでも思うままに外貌を変えられる女が「あなた、普通の人間と同じになりたいの? ありのままの自分自身でいなさい」ってひとに説教。  これがまた結局サカってるだけの小娘なんで余計腹立つんだよねえ。なにをお前
 廻る寿司、5皿が適量だな。7皿は食い過ぎた。  俺ももう歳だ。  食い過ぎると、おいしかったという満足が逆に逃げていってしまう感じだ。
 外付けドライブが「ポン」と「外れ音」たてて勝手に外れた。物理的な接続は持続している。  認識していない状態だから仕方なくほんとに外して(「安全な取り外し」をしたくてもマシンはもう外したものと思っているからその選択肢が存在しない)またつなげる。そして作業を進めていたら消せないファイルがひとつできてしまった。移動も消去もコピーもなにもできない。 「予期しないエラーのため、フォルダーを削除できません。」 「エラー 0x80070570: ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません。」  高速スタートアップ(をオンにしてると外付けドライブの扱いが煩瑣になる)のことについてはwin8タブでもう多少手こずった経験があるので切ってある。更新のたびゾンビのように復活することについても注意している。  作業していたThinkpad E560(windows10)でチェックディスクをかけてみる。「なんも問題ない。正常」と出る。が、症状は改善されないまま。  旧作業機Thinkpad E420(windows7)につないで同様にチェックディスクかけてみたら、「問題発見。修復します」みたいなこと言ってくれてなおしてくれた。該当ファイルは正常にアクセスできるようになった。  つないだ外付けハードディスクが勝手に外れる(認識しなくなる)のも、ファイルがおかしくなるのも、そしてチェックディスク機能に不審があるのもちょっと困るね。Windows10への不信をまた感じてしまった瞬間である。  なんかあった時のこと、を考えると、ちょっと現状windows7マシンを処分できない。レスキュー担当機としてキープしておく必要があるようだ。 追記: 外付けディスクが勝手に接続解除すんの、電源管理のセレクティブサスペンドとかいうのが関係してるのかもしんない。しばらく無効にして様子見てみます。
 録ってあったベルセルク初めて観た。  3D表現だけど斜線で手書き風味も入れてて面白い絵作り。  3Dで人物これだけ動くようになってんのはすごいね。  手書きに比べてどうなんだろ。手間は減ってんのか。  もちろん増えてるってことは絶対ないだろうけど。手間暇金余計かかるんならたぶんやらない。やる意味がない。
 ヰーケンシャンシャイ。サンシャインミュージックフェスティバル、前篇。  快適音楽は高校野球中継のためお休み。
 よくわからないので結論はなしで覚え書き。  資格情報を記憶する、をチェックするとむしろエラー、再起動になっちゃうんだな。 「PCは1分で自動的に再起動されます」と出て、クライアント側(操縦者側PC)が1分で落ちる。  資格情報を記憶する、をチェックしないまま接続するとエラーなしでうまくいく。  以上、リモートデスクトップの謎、でした。

アンディーウィアー「火星の人」

 映画「オデッセイ」が面白すぎたので勢いで買ってしまった。  予想に違わず原作小説も面白かった。 [以下、小説の感想です。全篇ネタバレです。]  全篇唸る面白さなのだけれど、俺が白眉と感じたのはクレーターのリムで対称性の破れに気づくシーン。  衛星画像がなければわからないことをどうやって地上に孤立した人間が気づけるのか? この大ネタを説得力ある合理性で描写しきったことに感嘆した。  小説中最大の山場ともいえるこのシーケンス、映画ではバッサリ抜けている。そしてそのリドリースコットの判断は全く正しいものだ。小説が、言語の饒舌が得意とする愉悦は小説に語らしめればいい。  原作と映画の関係は本作の場合たぶん幸福な相補関係にある。テクニカルなアドバイスをNASAから受けた上でと思われる幾つかの改変があるが、作者アンディーウィアーの気持ちはワトニーのそれと同じものであるはずだ。 「NASAには頭のいい人間がたくさんいる。なんでも自分でやってきた日々が懐かしいけど、天才集団が導いてくれるのならそのとおりにした方がいい」  絶体絶命の危機からワトニーを救ったリッチパーネル。この第二の主人公と言っていい魅力的な人物に邂逅して気がついた。ジョージルーカスがジャージャービンクスでやりたかったことって、きっとこういうことだったんだと。  動作に落ち着きがなく身なりはダサく空気を読めず友達もいない。しかしそんなまるで魅力のないキモい嫌われ者が信じられない有能で危機を打開し一躍ヒーローになる(安彦氏が創造したキャラクター安室零も本来この系譜に属する)。  リッチもジャージャーもまったく同じキャラクターなのに、ジョージルーカスはその造形に失敗しちゃってんだよね。  だからあれだ。エピソード1はリドリースコットが監督すべきだったんだよ、ほんとは。
 駅構内で、路上で、無言でにらみ合う男女。  あれはなんなんだろう。場所と行動がなぜ多く定型的に収斂していくのか。  人間とか恋愛とかのバグ、システムエラーが可視化されたような風景で、怖いけど面白い。  たぶんあれリブート、強制終了するしかないんだろう。
 イーケンシャンシャイはオリンピック開会式でお休み。  世界の快適音楽セレクション、竹と夢見心地の音楽。  あきなり君、尺八、ラジオの体でモダンジャズ。  邪悪な感じがしない。  ちっちゃいもん倶楽部のみなさんを自動掃除片付けしてくれるロボ。山の鉄塔塗装一斗缶20キロ持って運ぶのがつらい。なんか浮くもん欲しい。反重力的な。  囲碁も演奏も作曲も。暗い話で終わろ。  家が好きなんで。コンピューターも好きなんで。で、食うたのが天津飯だとしましょう。帰ってきて、もうね、ウトウトと。その夢見心地感、たるや。  山のふもとの学校だったんで、竹馬、作りました。授業で。  隠語のない男。ツェー万ゲー万。  オムい。お、いい女、イノし。