午後ローの録画181218をいま頃観た。 導入部の設定が荒唐無稽に過ぎてあーまた漫画映画かとうんざりしかけたがそこはさすがステイサム映画。結局彼の肉体、肉弾戦が設定だストーリーだを凌駕、無化してしまうのだ。ステイサムの映画はステイサムを見る映画だ。 ブルースリー存命なりせばといつだってひとは思うがいやここにいるじゃないかと。彼の意志を継いだ彼の後継者がこうしてブルースリー存命なりせば見れたであろう傑作を目指して毎年のように作品を生み出し続けている。 「五歳児ちゃうでおっちゃん」が見事な伏線になってた。修羅場を無理矢理見せられたことは彼女を深く傷つけただけで終わらなかった。鋼の心を鍛え上げたのだ。ただ守られるだけのひ弱な子役というクリシェをぶち壊す結末が素晴らしかった。 吹き替え、子供をあてがうとか余計なことしなかったのがまた良い。その努力で大惨事になった大友克洋とか大友克洋とか大友克洋とかを知ってる。声優を職業としているひとの力量をなめないで欲しい。 「とびっきりの上物」を汚職デカどもの前で悠然と頬張るところがまた楽しかった。