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4月, 2020の投稿を表示しています
「激突!」を午後ローの録画で久しぶりに観る。 運ちゃん、微妙に見えるんだよね。そこがまたいい。白い半袖シャツでティアドロップのサングラス掛けてる。
鳥カラに甘酢をかける。 ヤマザキの照り焼きバーガー。78円でこんだけうまきゃ上々。
たいめいけんのハンバーグ、おいしかった。
700円くらいのオージービーフ。 まあふつーに食える。まずかない。
録ってあった地方局連合ドラマ「おいしい給食」をいま頃観た。めちゃくちゃ面白かった。 孤独のグルメのエピゴーネンは今日日(きょうび)いくらもあるけど、これ群を抜いて肉薄してんじゃないか。否、追い越してんじゃないかとさえ疑う。 なぜなら、泉昌之出世作「夜行」の忠実なドラマ化があるとしたら、まさに本作がそれではないかと思えるからだ。久住イズムの勘所を見事におさえている。 食べる順番の綿密な脳内シミュレーション。ダイナミックな独白。計画が破綻したときの大仰なリアクション。まさかこれを、松重豊に負けず劣らず好演できる役者さんが他にいたとは。 不明にして市原隼人さんという役者さんのことを俺は全く知らない。なんとも端正な美男子ぶりに見とれてしまったが、このひとキアヌリーブスにクリソツなんだよね。キアヌリーブスが給食食いながら大真面目に独白繰り広げんだからそりゃ面白いよ。 たぶん神回と言っていいだろう、焼きそば回におけるあのキレッキレの演技はなんだ!? アフレコも上手なんだよね。爆笑と同時にもう感動、感心してしまった。 すべてが名場面なんだけど、武田玲奈(このひともまた自分の役どころをよくおさえて好演している)とのあのやり取りがまた素晴らしかった。 「ところで。御薗先生は土曜日はお弁当ですか」 「はい」 「見せて下さい」 「嫌です!」 脚本といい間合いといいすべてが完璧。テレビドラマは失望するのが通例なのでほんとにいい意味で裏切られてばかりだった。 (ふー。  ごちそうさまでした)  からの、 (……ん? なんだ?  なにをやっている?)  この「型」がいい。 いとうまい子がまさかの給食のおばさん。全篇マスクをしたまま、若干なまりすらある給食のおばちゃんに完全になりきっていた。この贅沢な、キャスティングの無駄遣い。いまなお現役の大物美人女優がこの配役を黙々とこなす姿勢にまた感激である。 また武田玲奈の色香たるや。サイズを誇るのとは違う存在感ある胸。全身映る瞬間など「プレイメイトか!」と思うほど均整のとれたプロポーション。クラクラきた。 そして、なんと言っても彼、神野剛。神の業。なんという大仰な名前の生徒なんだ。これがまたまったく名前負けすることなく、給食という宗教の狂信者を見事に演じ切ってい
録ってあった映像研をちびちび観て観終わった。 んー。 「設定画しか描けない才能(浅草=大童)がその能力だけでどこまで走れるか」というその作劇の仕方はとても面白いと思った。 浅草氏、大童氏はよーいドンで一緒に走っているのだ。 原作漫画はたぶん面白いんだろうなあと思う。 俺は浅草氏のウザ語りが、活字なら許容できたかもしれないけど声優(しかもあんまうまくない)による現実の声であれされるともうだめだったわ。 で。 3人の中でいちばんオタク臭くて耐えらんなかったのが実は浅草氏ではなく金森氏。 世故に長けてなんでも知ってておとなと互角に渉り合う。作者がそういうキャラにして作者が思うまますべてうまくいくわけだけど、これ要するにイキりオタクよね。空想の中だけで無際限に紡がれる万能感。押井臭さ。 湯浅氏なんかこういう世界好きなのかな? 「夜は短し」でも学園は学生自身が治安、公安を担ってたよねえ。学生自治、と言ってしまうには何か少し違う気がする世界。 むしろ学生が外の世界を訳知り顔に忖度、模倣し自粛、萎縮しているいびつな世界のように見える。それは確かに、いまの若者気分を反映したものなのかもしれないが。 否、新しい何かに見えて実はこれ先祖返りなんじゃないか。昔の少女漫画、エースをねらえとかに出てくるあの30歳くらいに見える生徒会幹部。「そんなことをしたら学園の秩序が!」とか、十代のひよっこが中年ババアみたいな価値観披露する変な描写あるじゃん。あれね。あれをまたぞろやってる。漫画ん中だけの変な様式。ちょっとついていけない。 出来上がった映像研作品がことごとくつまらなかった(作中で人々が賞賛しているがゆえに余計にそう見える)のも残念。「技法的には甚だ拙いがそれを凌駕するセンスの良さ、面白さがある」みたいなことを期待したのだが。 オープニングのEasy Breezyはボブログ三世みたいですごいイイだけに、いろいろ残念である。
録画してあった「レゴバットマン ザ・ムービー」を観た。 バットマンというコンテンツ総体への秀逸な批評でありなおかつ「これからのバットマンをどうしたらいいか」展望を示した優れたディレクションでもあった。 キャラクターとして確かに行き詰まっていたのである。何年前の話か知らないがずっとウジウジ引きずってる男。 チームとして動く。バットマンの再生は確かにこの方向がいい。