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ETV特集「人知れず表現し続ける者たち」シリーズは、植松だかチョロ松だかの優生思想に対する見事な反論、反証となっている。 いや、ちょっと違うな。 チョロ松の思想を是とした時にすら、さて、チョロ松は、おのれの優位誇れるほどの存在だろうか? 「俺のほうが偉いから」と、殺した者に言えるほどのもんだろうか? アレをひとつの歌だとするなら、チョロ松の口ずさんだ歌だとするなら、この番組はひとつのアンサーソングになっている。 ひとつの企画展を夢想する。底意地の悪い企画展である。 スズキマリエやヒラトモの作品に並んで、チョロ松にもコーナーを与えるのである。絵でも彫像でもヴィデオ作品でもなんでも良い。 めくるめく作品群の中にあって、チョロ松の差し出したものはひとにひとつでも嘆声を漏らさせるであろうか。 そういう底意地の悪いしつらえを、あえて設けてみたくなるのである。チョロ松君に対する、死刑よりも残忍な報復として。 ほんとうに無価値なのは、果たしてどっち? と。 生まれてこなければよかったのは、果たしてどっち? と。
珈琲の淹れ方に正解なんかない、とふと思った。 カフェインの希釈溶液、と考えれば、それを何パーセントにして飲むかなどまったく個人の嗜好、用途に任されていいことだからだ。
SKOS: きくちまさぶみ、サックスみやざわあきら、あきよしとしこ。 デレクベイリー。 てつじとよしこ。 「腹立ってきた」 2019年7月6日NG。

「ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD」

ツタヤで借りて観た。 「で、なにが言いたいわけ?」なんて多少退屈しながら(勿論退屈させるのもタランティーノの術中)観てたんだけど、ラストのカタルシスにはやられたね。まいった。さすが。 そりゃあんなタイム表示まで出されちゃ否が応でも緊張するもんね。そして更にはエルまでキメちゃって。絶体絶命のピンチ。そして。 スタントさんとワンちゃんのあれはフィリップマーロウちょっと入ってるね。 ヒッピー幻想なんてあの事件でとっくに絶滅したんだけど、2019年にもなって更にダメ押しするタランティーノのその測りかねる意図がまた良い。 ほんとあの出っ歯のクソ女。ひとに送ってもらって挙げ句あの態度。 だらだらと無目的に乞食共同生活を送るその果てに勿論解放も福音もあるわけがない。一片の同情も寄せない監督の筆致に乾杯。 「俺がもしあの時そこに居合わせてたらあのクソどもをこうしてやったね!」映画。