スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ジブリ興収推移表

   押井守『誰も語らなかったジブリを語ろう』記載の作品データより作成。 グラフだと千ちひから猫恩への下がりっぷりに目が行くが、数字で冷静に見れば猫はナウシカラピュタの興収を遥かに凌駕している。ジブリのブランド力全体の底上げを如実に示している。 宮崎駿が稼いできたカネを芸術家高畑勲が蕩尽している様子も見て取れる。党中央のイデオローグと労働者農民、生産点の関係を数字は正確かつ象徴的にあらわしている。 尊大な放蕩息子。帰農、勤労の尊さをひとに説き自身は晴読雨読の知識人、その珍しからぬ一典型である。
 
 
最初っからだったけど、最終話もラストカットに至るまでキモさ満天だったデカダンス。 オッサンに恋する少女、の体(テイ)を取った、そういうシチュエイションに恋い焦がれるオッサンの純情物語というみっともなさ、気持ち悪さ。 これってさ、ネトゲで知り合った少女にリアル交際求める中高年の心象風景、欲望そのものなんじゃねえの? 危ねえし悲しいし。 ああ、レオンか。レオンやりたかったんか。俺のいっちゃん嫌いな映画だわ。そりゃ肌合わんはずだわ。 いちいち「ハッ!」「ハッ!」と気づくあの会話の間合いがほんとに錆びついたクリシェで頼むからもうそういうのやめて! ふつーに喋って! 高度なアニメーション、CG技術と内容の薄っぺらさ(いまどきマトリックスリローディッドを焼き直し!)の乖離。もったいねえなあと思う。
 
 

「アジャストメント」

  午後ローで観た。 マットデイモン版マトリックス。統合失調系、この世の真の姿系映画。 よく練られた傑作なんだけど、んー。 どこでもドアーなんだから、「こっからこうしてこれが最短距離でここ全速力で駆け抜けて」みたいな工夫が必要になる次第がよくわかんなかった。まあクライマックスだから走らせる演出は必要なんだけどさ。 しかしまあエミリーブラントがすっごい魅力的(役者も、役も)なんで良い映画です。 婚約二度反古にされるあのひとはかわいそうだけどなあ。