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5月, 2019の投稿を表示しています
進撃の新しいオープニングテーマ「憧憬と屍の道」がなかなかいい。 しょっぱな「あの日人類は思い出した」から明らかにそうであるように、過去作オープニング断片のキマイラ構造となっている。長篇人気シリーズの主題歌としてこういう作り方もあるのだというひとつの先鞭をつけるものだ。 多過ぎる情報量を容赦なく投入した歌詞も逆に魅力的。容易な咀嚼を許さないから飽きが来ない。
(幾原邦彦歌謡ショー)さらざんまいの第六話面白かった。 五話まで重ねてきた「定型」が破られる楽しさ。そういう楽しさを生むための定型構築。 塔に備わった仕組みの楽しさ。塔で繰り広げられる東映動画的追っかけっこの楽しさ。 「さらば宇宙戦艦ヤマト」的、「ここは俺が食い止める!」的展開。その他豊富な映画的、アニメ的参照がてんこ盛りに放り込まれていた気配を感じたが、それが映画検定的嫌味、退屈に堕していなかったのが良い。つまり知らなくても楽しめる。監督が自分の表現として自家薬籠中に取り込めてる証拠。 世界線、事象の地平から外れる概念の提示。 そして、これでもかと畳み掛ける急展開。 いま頃気づいたが、オープニングエンディング共にストレート&ミニマムなバンドサウンド。このチョイスもいい感じ。あらゆる点に監督のセンスの良さを感じる。

テレビ研究 3 PCモニタ。ツルテカ冬の時代

テレビを買おうとしているのだがどうも適当なものが見当たらない。 PCモニタをテレビにしてしまおうか。 レコーダーは持っているので、これとHDMIでつなぐ。レコーダ内蔵のチューナにテレビ機能を依存するわけである。 しかしこのやり方だと音量調節の問題が生じる。「リモコンで電源のオンオフ、音量の上げ下げができる」ことが日常使いにおいてテレビのおそらく最重要機能だからだ。だからこれをどう代替するか。手段はいくつかあるが。 その代替が煩雑に過ぎれば「結局専用機よね、テレビよね」という結論になる。 更にまたフルレンジ出力の問題で悩むことになるか。いちいち切り替えをしなければならないので、PCとの併用に支障が出るだろう。 いま持ってるの以外に、テレビ専用にモニタを買った方が、って話になる。 しかしまあ冬の時代である。テレビにおいても希少だが、PCモニタではIPSツルテカモニタ、ほぼ全滅と言って良い状況である。 S2216H買っといて本当に良かった。 頼みの綱のデルであったが光沢を謳う機種はもはやなく、半光沢の機種も僅か。S2719Hの実機がアキヨドにあったので見たが、確かにハーフグレア。希望するピッカピカの光沢感はない。 31.5型のD3218HNもいつの間にか消滅。半年くらい前には二万五千くらいで売ってたんにな。ボーッとしてた。いつまでもあると思うな光沢液晶。後悔先に立たず。 PCが売れないとか言うけど、こちらに訴求する商品をどんどんなくしていってる感が俺なんかからすればある。勿論俺はメインストリームのコンシューマーじゃねえんだろうけどさあ。
世界の快適音楽セレクション、空気とムードの音楽。 1981.5.11、ボブマーリー。 ジョゼフスペンス石工波止場。サミュエルチャーターズ、ライクーダー、ギター断念。 Small island, big song. Playing for change. タジマハル77歳。Devil at the clossroads. Robert Mapplethorpe. トマート。 ハープで登場、二人でお茶を。いまはパイド。出囃子。 1950ムード音楽。ポールウェストン。おじさん。 輸入盤の匂い。 イカの一夜干し。ぬた。小エビの素揚げ。 ジョンスコ「イージーリスニングにだけはしたくない」 公共の場異常者問題天使の杖。ピヨピヨ。 風呂の中でカラダ洗てるひと。 ウォンカーウェイ歌謡なんちゃらナトキンピアノ。 気まずい二人に。松村さん肝心な時は読む。 ムード音楽再評価。 ナシメント。フビオ、MINAS。 ナナカイミ激怒。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星(1)

ジオンズムダイクンが心労と寝不足から勝手に斃れ、サスロ兄が死ぬ回。 うーん。 安彦氏の美麗な絵を動かせるにまで至った、その技術は凄い。ユニコーンで培われた実績だろう。しかし。 ちょっと動かし過ぎ。オーヴァーアクションが鼻につく二枚目の大根役者揃い、といった感じ。 動かすのに手間も費用もかかるのだから、ちょっともったいない話だ。その頑張りでむしろ印象が悪くなっちゃってるんだから。 だから。 79年がいかに奇跡の時代だったのかを改めて思う。 監督と作監の深刻な対立。 少ない予算、限られた人員×工数。 自覚的に「理想よりも飯」をモットーとした製作現場。しかしそこに否応なく忍び込む各人の凶暴な情熱、技倆。 何もかもが不如意な、しかしその中でしか生まれない奇跡の作品がある。 機動戦士ガンダムはワンアンドオンリー、79年にあのような形でしか生まれ得なかったんだ。改めてそう思う。 ジ・オリジンは安彦良和作監の神回を生み出せるだろうか? もちろんそれは大いに期待したいところであるのだが。

テレビ研究 2 真ん中がない

店頭でテレビを渉猟して気づいたのだが。 真ん中が、ない。 いま4Kの出現で各社それを推すのは良いとしても、じゃあ下位モデルは、となると。 いきなりハイヴィジョン、HD画質に落ちる。 32インチ以下は小型機に分類され、そしてその画質はいきなり1366 x 768にまで落ちる。 そしてその上、43インチ以上は4K画質、3840 x 2160。 中間のフルハイビジョン、1980 x 1080の機種がなぜかほぼない。全滅。 なんでだろう。 地上波テレビ放送は圧縮があるとはいえ一応フルハイビジョン送出なのに。そしてブルーレイも。 ツルテカ光沢画面の32インチフルハイビジョン機が自分の希望であるのだが、市場にそういうものはない。残念だし不思議に思うところである。

さらざんまい讃

いきなり歌謡ショーが始まんのがなんか面白い。 っちゅうか、おばはんらがああいうの面白がる気持ちがなんか少しわかるようになった。 幾原さんについて詳しくないけど、定型、型をつくることに重きを置いてるひとなんだろうなあと思った。 そして型は、デジタル、デザインと親和性が高い。 主要人物以外みんなピクトグラムにしちゃった思い切りがまた良い。

テレビ研究 1 ツルテカ大好き

 必要が生じたのでテレビの購入を検討することになった。  自分は 1. ツルテカいの 2. あんま大きくないの(50はデカ過ぎ。せいぜい43インチ)  の基準で探したいので、その方向でこれから色々研究したいと思う。  お店で実際に見てみると、これはPCモニターなんかもそうなのだが、ツルテカは冬の時代である。  勿論有機ELとなるとその特性を活かすため光沢面一色となるのだが、いかんせんまだ値段が高い(25万超え)。消費電力がでかい。そして55型未満は存在しない。  で、自分の御予算はまあ十万以下(十万っくらいならまあ出せる)なので、そうすっとなんかシャープのが良さげ、というのが店頭の見聞でなんとなくわかってきた。  いま出てるのでAM1、AN1ラインというのがツルテカく、AJラインというのはツルテカくない。これはオフィシャルの仕様ページやカタログには表記がなく、自分の目で店頭で確かめるしかない。確かめるとわかる。特にメーカーで「ウチは非光沢一択!」と決めてることはなく、なにか製品ライン別に定見なく場当たり的に表面加工が決まってる感がある(想像です)。  んでANラインは最低でも50インチなので、そうすっと自分の選択肢はAM1の43型一択となってしまう。 製品ラインアップ AM1ライン 4T-C43AM1  今日現在の価格.com最安値は72,439円。ヨドバシ価格は83,420円。まあ気の遠くなるような価格ではない。なんとか手が届く。  ただ調べると多少難はあるみたい。発売日が一年前(2018/6/26)なので、ちょっと様子を見たほうがいいのかもしれない。  どうもアンドロイドTVの作り込みが甘く録画再生の質に難があるらしい。  重量が重かったり(20kg。他社同等品の倍)すんのもちょっと気になる。スイーベル、首振り機構があるので堅牢性を保つためどうしてもそうなるのか。