amazon prime「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」 午後ロー181226の録画をいま頃観た。 パート2(1は観てない)を観た上で言うとちょっと気が抜けた感じがあるかな。特に語るべきこともないコルレオーネ一家の後日談、そんな感じがした。2の出来が良過ぎたのだ(歴史感、重厚感)。 マフィアと癒着したバチカンの腐敗なるものが描かれていて「え、いいの?」とか観客ながらに老婆心が出てしまった。でも「その腐敗を根絶する気満々の新司教爆誕(&腐敗勢力に殺され)」という流れだったので映画の構造的にバチカンからの抗議はかわせるようにはなっていたのかな、とも思った。それともこれに似た現実の事件でも先行してあったのだろうか?(追記: wikipedia に拠ると確かにそうらしい) コッポラの娘の造作がまあアレで「ああ、ねじ込んだのね」とか思ったが観ていると演技は意外によかった。特に「惚れた男にあからさまにつきまとうギンギンに発情したメス」感をリアルに出せていた。現実にああいう光景を見たことがあるので「うん、こういう感じだよな」と頷いた。 1990年の作品。2からずいぶん空いたんじゃないの?(追記: 16年) そこらへんも勢いを失った感の理由なんだろうなあとか思った。