ちょっと最後がよくわからなかった。いやちょっとじゃない、全然わからなかった。
「悪が栄えた試しはない!」ってトミーリージョーンズが最後に見栄切ってくれんじゃないの? だめなの? そういうの。
つまりあれですか、犯罪はやった者勝ちだし裁きもない、失われたものは絶対に取り返しがつかないという、現実の絶望を描いたわけですか。
キチガイとは対話が成り立たない、そういう現実を突きつけたわけですか。
車いすの人との対話、最後の夢の話、もう全然わかんなかったなあ。
あれ観ながら「うんうんなるほど、そういうことね」言える知力に羨望を覚えざるを得ない。俺にはもうさっぱりでしたわ。そのことを正直に告白しておきたいと思います。
犯罪なりああいうキチガイなり、現実に絶対お会いしたくない、巻き込まれたくない、接触したくないですね。それは痛切に思った。
テンガロンもシガーも変な工作なり治療技術なりにものすごい集中力やら技量やら発揮してみせるんだけど、それ、普通に生活に使えば良かったじゃん、ってことなんだよね。犯罪にそんな精込めて打ち込んでるってとこで既に下手打ってる。彼がどんなに天才であるにしても。
モーテルのシーンも謎だったなあ。内側で息を詰めるシガーの映像はあったわけだから、名探偵のプロファイリングはビンゴだったわけでしょう。部屋が違ってたってこと? じゃあ、全部しらみつぶしに探してきゃ血を見ることになったわけ? よくわからん。
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