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6月, 2014の投稿を表示しています

グリーンデスティニー

割と早い段階から話がわからなくなった。覆面盗賊はあの娘なんだろうけど、遠くの町に嫁いで行ったんだろうになんで元の街にパパッと出現できるのか。遠くの街に嫁いだはずなのになぜいきなり元の町で盛大に見せびらかし祭りをやってるのか。時間軸、空間の因果律がよくわからない。俺が話を把握できてないだけなのか。 荒野のラブロマンス、まるで興味が持てず。高崎の族に拉致られて無理矢理手篭めにされたら女も男を好きになったて。族のイロ(情婦)になりましたて。そういうもんですか。姦ったもん勝ちですか。こういうのラブロマンスて言いますか。 ただでさえ長きに過ぎる話なのでこの件り全カットでよかったんじゃないでしょうか。必須のエピソードとも思えないし。このどうでもいい話で20分位も使ってる。 「俺の女になれえええ」「駄目だ。両親のもとに帰るんだ」「シャオロンは俺の女だああああ」。両親含め周囲の人々がこのバカップルに対してとりあえず思うのは「結論どっちでもいいからさ。自分が何したいのか、とりあえずはっきり決めてくんない?」ってことじゃないだろうか。 「お姉さん? 妹なんかいらねえよバーカバーカ!」。言いたくなる気持ちわかるわー。 んでもってなんなんですかあのラストは。心の赴くままにーイ? サークルクラッシャー万歳っていうお話なんですか。そーゆーお嬢さんのわがままでみんな迷惑した話なのに、それじゃあのひとかわいそうだ、死に損だ。 わたしは自由よー、とか言ってどっか行っちゃうんならさ、最初から武当山行くなよ。男ととりあえずなに、セックスとかはしときたかったのか。 わたしは自由よー!っつって生きて行くって事はさ、この女の末路結局乞食師匠とおんなじことなるの目に見えてんじゃん。あっちふらふらこっちふらふら、毎晩汚い乞食小屋に寝泊まりして。 そんな生活の、そんな自由のなにがいいんだ? 毎晩意味もなくネットカフェ泊り歩いてるメンヘラ女みたいだ。 (追記:最後の飛翔を俺は「自由への旅立ち」と見たのだけど、「贖罪の投身自殺」と見る見方もあるようだ。確かにそれならつじつまが合うし、俺も「あたりまえだ、お前死んで当然」と納得がいく。しかしそうすると男がそれを平然と、わりとボケーッと無為に眺めているのが不自然な気もする。) 妖刀グリーンデスティニー、よう何度も盗まれるんだからさあ、と

140621 -発酵の音楽-

http://www4.nhk.or.jp/kaiteki/ カレーヨーグルト。豚足ビール。酢漬け豚足。リンゴの発酵醸造酒、サイダー。 存在を認められてないとこがまたいいんですよ。バンケスターズ。 醤油。飲みませんけど。飲酒、恐怖。ビール、炭酸。 ヒッチハイク。非定住。新しい自分。「いおり」「(笑)無理でしょ」。「邪魔くさい」性格の矯正。よそ者ならぬよそ家。車輪。 チーズうまい。 小泉武夫、蔵、スウェディッシュ缶詰め、食べていい週。韓国のエイ。 Juiced、チャンポン、overdose。 次週、ご機嫌の。

140624 みうらじゅんのサントラくん「ロック映画特集」 featuring 中原昌也.

http://www.nhk.or.jp/r1-night/mjs/  京都駅、白いスーツとギター。間違ってる。世界初の自分探し、寝取られハリスン。途中退場バングラデシュ。ビニール伸び。こうしてまたオヤジの財布からカネが。トミー、難しい、馬鹿置いてかれる。エルトンヒールピンボール。中原「やっぱり裸で泳いで食われないと。インパクトないですよね。才能枯渇したのか。もうどの映画もくそつまんないですよね」。あああのバンド。御大水玉。途中から笑顔、女がいたんじゃないか。思想あるひととないひと、そりゃうまくいかんわな。笠智衆五十六歳、もう人生も終わりだ。みきかつひこ大巨獣ガッパ。リストマニアで大沈没、どうでもいい曲。ウッドストックフリーセックス次回七月29日、ちょうさん。

New 御徒町

なんか御徒町が新しくなってた。 吉池もビルが。 食料品は地下に潜ってしまった。 でもやっぱ食堂は最上階にあるのね。にぎわってました。順番待ちしてた。 眺めもいいです。 御徒町駅はホームドア付いたのね。

テッド

デブガキぶん殴るのが良かった。 「元通りに詰めなかったから障害が残っちまったよ」。一番に笑った。いや、そのギャグ自体よりも、あえてそこへ踏み込む姿勢に引きつったのだ。  アウトを仕出かすたびに出世するスーパー、も無意味に面白かった。  アメフト選手が銀河の彼方で悪の中華皇帝を倒す話、にアイデンティファイする雷兄弟。その情熱はよく伝わってきた。まるで理解できないけど。  あまりにだらしない駄目コンビ。欧米オタクを描いた秀作として俺は宇宙人ポールの方に軍配を上げるけど、こっちはこっちで観る人が観れば共感深いものがあるのだろう。  豪華な「本人出演」も本作の魅力。  煌々とあかり灯る無人の球場、も何かのオマージュなのかもしれない。俺にはわからなかったけど。

140614 -スーツの似合う音楽-

http://www4.nhk.or.jp/kaiteki/ 自転車も乗るし。ボロディン公式。 ビシッとしてないと務まらない。 意地悪。DNA & 愛情。誰からも忘れられるよりは憎まれ存在を認知されるほうを選ぶ。テーラースウィフト六弦バンジョー。百八十センチ。 十時。三時。よくそんな待ちましたね。異国の地で。 ダブル還暦、赤いスーツ。hp。 http://www.gontiti.jp/ 楽屋、着る、心構え。前をはだけずに締める。脱ぐ時の解放感。 次週、発酵。

140607 -もしかしたらの音楽-

http://www4.nhk.or.jp/kaiteki/ 美徳、悪徳。自分の肉体は拒否する高邁な道徳。美人バンジョー。アドリエンヌヤング。裏情報。実は。まだやれる。焦燥感。スティーブンスティルス、モンキーズ、バッファロー、はっぴいえんど。歴史が変わった。 アールヌーボー1925パリ万博アールデコ、モダニズム、ポストモダン、回帰。エムパイアステイト。ポケットコルネット。ポストオムラ、ポスト丼。 善行は自分どまり。悪い噂は広める。お年玉年賀一等から。 拠金、あわよくば海外旅行、全部擦る。 アメリア、南太平洋、陰謀説。

ゼロダークサーティー

辟易する、二度と見たくない捕虜拷問シーンだが、「拷問者は拷問に怯えなければならない」ことが映画を見続けるうちに判明する。つまりこれは前作「ハートロッカー」と同じ、自身の身を危険に晒す爆弾処理班の話なのだ。通常志願するものはいないダーティーワーク。 尋問に長けると見えた執行官が内勤への転属希望を口にする。猿は殺された。組織内部にすら反感、憎悪を持つ者はいるのだ。そしてそれは内通、情報漏洩にもつながっていく。 あのシーンで誰もが「おっ」と軽く驚いたのではないか。太っちょ長官が社食(CIAのw)で経歴を尋ねる場面。有能な彼女はキャリア組ではなかったのだ。 ビグローは初めて自分の作品に、同性の似姿を描いたのではないだろうか。「男の世界」に激しく恋い焦がれながら、自身は絶対に参与できない不能感。拷問もペシャワール探索もビンラディン邸突入も、その指揮はできても実行行為からは排除される。 「捕まってオカマ掘られちゃうかもっ! ……いいけどね♡」 ここで破顔大笑するレイバンを掛けた主人公。自身がアメリカの腐女子であること、その堂々たる表明であろう。監督自身の。 ウサマビンラディン邸攻撃作戦を描いた映画だからそこが長尺になるのは当然だが、なんという臨場感、緊迫感の持続だろう。40分の長尺でありながら弛緩することがない。「この映画いつ終わるの?」という退屈がない。 墜落。住民の蝟集。現場で想定外のことが次々に起こり、もたもたと手間取ることを余儀なくされる。リアルである。リアルである、っつーか実際起こったことを描いてあるのだろうけど。「現実」というものの感触をよく描けている。 最後の落涙は任務達成の高揚か、それともまったく別の感情か。俺にはわかりませんでした。

鋼の錬金術師

第一話をいま頃初めて観た。 間にちょっ、ちょっ、とギャグみたいの挟んでくる演出でもう嫌気がさしてしまった。そしてそのギャグらしきものが全然面白くない。笑えない。 もうあのカクッ、とかポワワ~ン、とか言って、顔に斜線、汗記号……、ああいう間合い、演出、いい加減絶滅してくれないかなあ。 現にジブリだったら絶対ないでしょ。宮崎駿、許さないでしょ。笑えないのに笑いを強要する作り手側の自己満足な演出。 「あれは錬金術だよ。無から有は生み出せない。そのルールを犯してる。あれは錬金術ではない」。 どっちなんだよ。 魔法なんかこの世にあるわけない、などとファンタジー作品つかまえて言うつもりはない。でも作品の中で、その作品内ルールは貫かれているべきものと思う。作者はあまり精緻にものを考えない人なのだろうか。 また主人公の性格が粗雑、傲慢で感情移入できない。彼が国家有資格者であるためであろうか? その物言いに小役人っぽさを感じるのは。 シリーズを見続ければ人気作品なりの良さがわかってくるのかもしれないが、ともかくもうこの最初の印象で見続ける気をすっかり失ってしまった。

140531 -陶磁器の音楽-

http://www4.nhk.or.jp/kaiteki/ 一番手前。「ええっ!」。紅茶カップ、浅い。冷ます。すき焼き皿。生卵。冷ます。 工作、カエルの灰皿。蚊取り線香置きに。下でこぼこなのでむしろ良く。実際食べるし。 素焼き、通気。敷き皿。占い。 おんなじもん二つ、暑苦しい。十! テンテット、デクテット。十人でどっか行って楽器。 お気に入りの丼を探す旅。お茶漬けはシュッとしてないと。 「ナチュラル系てどう思う」「どうて……ええんじゃないですか」 陶器、低温、肉厚。磁器、高温、肉薄、水を通さない。チャイナ。 ターヘルムジーク。食卓の音楽。 ジャズヒップホップ。Us3、アススリー、カンタループ。

わたしとベルク

ベルクに行ったのは一度きりでそれもたまたまで、その筋では有名な店だとかなんとかそういうことはまったく知らないでなんか食ってなんか飲んですぐに出た。メニューなり雰囲気なりにドイツっぽさを感じたがそれで格別好きになったとかそういうことはまったくない。 行列のギョの字でもできてたら絶対入らなかっただろう。 「お前知らないのオ!? ここ有名なんだぜ。マスコミの人とかがお気に入りの店で、座って食えるなんて珍しいことなんだぜ」。もし目の前でそんなこと大声で叫ばれたらもう俺はいたたまれない。はだしで逃げ出すだろう。そんな馬鹿野郎、田舎っぺの連れだと思われるのは大なる恥辱だ。 バウスシアターにしてもそうだ。爆音映画祭! なんて凄まれたら俺は全然行きたくない。なくなるからと集まってる人ら、日頃どれだけ利用してたのか。葬式鉄と同じ無責任な、いい気な愛惜がそこにはないか。 喫茶店は普通に快適、便利であればよく、映画館もまたしかり。そういう普通の良さを理解しないスノビズムが淘汰されたとしても、それは少しも惜しくはない。