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9月, 2014の投稿を表示しています

相棒9 #9

「藤崎のようなエリートにとっては、結婚すら出世の道具です。警視総監に仲人してもらった結婚が破綻すれば、出世の道は当然なくなる。それがわかっていて、浮気なんかしますかねえ」  「あのひとに会ってる時のあの女。あんな女が、素顔で会ってるなんて。  浮気ならまだしも!  許せなかったの」  「自分の夫を本気で愛した……その顔のまま死ぬことは、決して許せなかった。そういうことでしょうかねえ」 脚本、戸田山雅司。 監督、東伸児。

140924 孤独のグルメ Season 4 [終] 最終話「渋谷区恵比寿の海老しんじょうと焼おにぎり」

http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume4/story/ やりにくいひとだなあ。 んーん、そのまんまでうまい! あじに味がついてる。 きっといい飲み屋って、めしもすごくうまいんだ。 下戸よ。尻込みするなかれ。敵陣にご馳走ありだ。 さてと。食ったら帰る。長居は無用。それが下戸の兵法。 脚本、田口佳宏。 じじーブー。 演出補、北畑龍一。 監督、井川尊史。 久住 水呑みには最高ですよねえ。

相棒06 #10 元日スペシャル「寝台特急カシオペア殺人事件! 上野~札幌1200kmを走る豪華密室 犯人はこの中にいる!!」

「あなたが、悲しみに心を閉ざし、強引に時間を止めようとされても、星たちは、こうして動いているんですねえ。いままでも。そして、これからも。  この星、ご主人そのものじゃありませんか。  あなたの中の時計を、また動かす時が来たのではありませんか?」 脚本、戸田山雅司。 監督、和泉聖治。

相棒 01 #18

えー! 監察官、えー! そっかー。いや、カンベくんを剣道に誘うの凄いソレ臭いとは思ってたけど、ああ、やっぱそうだった。そうかそうか。へー。 いや、「そういう」エピソード、妙に多いのは気になってたんだ。でも最初期から、主要キャストをフィーチャーするかたちで。へー。 相棒の主要な要素の一つなんだ。テレビの前の女子、一斉にキャー。 へー。 脚本、輿水泰弘。 監督、長谷部安春。

相棒8 #18

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/index2.html 「あなた達にはわかりませんよどうせ。  わたし、親も兄弟もいません。五年前に離婚して、それからずっと一人で生きています」  「それから、西島さんのことも気になるようになって。いつもひとりぼっちで。訪ねてくるひともいない。ああ、このひともきっとおばあさんと同じようになるんだろうなあって。  考えてみたらひとごとじゃないんですよね。わたしもそうなんです。このままいけばきっと。そう思ったら、無性に怖くて。  彼だけなんです、わたしには。彼がどんな人間であろうと、わたしにとっては、たったひとつのつながりなんです。  これ以上調べる必要があるんでしょうか!? 真実を暴くことに、どんな意味が? 西島さんは、天涯孤独なんですよ? 亡くなって誰が悲しむんですか? 誰が怒るんですか? 誰が困るんですか? 誰ともつながってない人間なんですよ?」  「なにを証明したか、分かりますか?  西島さんは、断じて、天涯孤独ではないということです。彼が亡くなったと知ったら、確実に、悲しむ人がいるんです。  あなたは、彼を、誰ともつながっていない人間だとおっしゃった。誰ともつながっていない人間など、この世にいるとお思いですか? 時には、本人さえ知らない何処かで、皆誰かを支え、誰かに支えられている。人間とは、そういうものなのではないでしょうかねえ」  「いつもそばにいる人よりも、ほんのちょっとすれ違った相手に、より深い思いを抱く。人と人のつながりって、不思議ですね」 脚本、古沢良太。 監督、東伸児。

140917 孤独のグルメ Season 4 第11話「大田区蒲田の海老の生春巻きととりおこわ」

http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume4/story/ 「あ鶴見ィ!? 久しぶり。どうしたの。いや電話かかってくる予感したよ。なーんとなく。流れで」  「こんなに暑いんだったら、もう永遠に続くんじゃないかと思っちゃいますよねえ」 思いません。 白鳥美麗! ここでいい。いや! ここがいい。 初めて来たのに、懐かしい。 上辺だけではない。なんだろう。 そういう方式かあ。 脚本、田口佳宏。 白鳥美麗、伊佐山ひろ子。 撮影協力、三反田会計事務所。 演出補、井川尊史。 監督、溝口憲司。 久住 ベトナムで一番飲まれているジュースだそうです(笑)  ジャケ飲みでしょこれは。
ふと思ったのだが、となりのトトロって宮崎版羊たちの沈黙なんじゃないか。 トトロの方が先だけど。 虫の要素も被ってるし。「クラリス」も偶然?

ゴジラ、1954。

いまごろ初めて観ました。 そんなねえ、見るもの聞くもの何でもかんでもディスってるわけじゃないんすよ、自分。でもねえ。これもねえ。もう観るのがつらくて。退屈で退屈で退屈で。ちびちび、一ヶ月以上かけて観ました。 「昔の名作」って、そういうの多いよね。当時にしては、っていうのがどうしてもあると思う。その間に演出技術も特撮も文法もどうしても進歩してしまうのだし。 あのそれ5秒くらいで済ませません? なんでその会話三分かけんの? って場面が多くて多くて。能ですか? っていうくらいに、あらゆるものがスローモー。 昭和29年、1954年。敗戦からわずか九年。 反原水爆の文脈で語られること多い作品だけど、東京火の海のシーンを見るにここで表現されているのは明らかに東京大空襲の記憶であり、ゴジラに仮託されているのは日本軍を最終的に凌駕した圧倒的なパワー、連合国軍、アメリカ合州国と見るのがむしろ素直な見方だろう。 「ちっきしょう」という学帽少年のうめきは、帝国再興、再軍備、捲土重来の意志ではないのか。 登場する軍隊も明らかに警察予備隊でも自衛隊でもなく国軍でしょあれ。 GHQ検閲の余燼も当時依然くすぶっていたはずだ。敗戦で一旦は打ち砕かれたかに見えた大衆ナショナリズムは、それと明白には認められぬ形で、巨大な異形の怪物として復活、顕現したのではないか。大衆、映画人双方に、直接の表明を避ける心理が働いていたとすれば。そうだ。ゴジラは共犯関係の結節点にその幻像を結んだのだ。 あそこは良かったよね。高圧鉄塔のグラフィカルな、ノイエザハリヒカイトな並び。明らかにこっからの引用だよね、ヤシマ作戦(新即物主義と国民統合の親和性を庵野秀明は皮膚感覚レベルで理解、知悉している)。 あと、なんとか爆弾もって海底へ、は日本沈没のN2爆雷にオマジュられているんだろう。 河内桃子フィルムだなあ、俺にとっては。ゴジラどうでもいいっつーか。どうせどうでもいい女優が出てんだろ? みたいに勝手に思い込んでたんで、これは意外だった。生稲晃子に似たスレンダーな美人。 あの三人の関係がよくわからなかったが。俺最初宝田明のあいつと眼帯の芹沢博士と、一人二役かと思ってた。顔の区別がつかなくてさあ。同一人の中に潜む善と悪、みたいな演出かと思っていたのだが。 人々に大人気のゴジラっていう、その

140910 孤独のグルメ Season 4 第10話「江東区枝川のハムエッグ定食とカツ皿」

http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume4/story/  え! いちいち外に出ないといけないのか! 雨の日はどうするんだ。 いい。この景色いい。洒落っ気なし。 半熟卵ご飯。最高。 うん。よしよし。教科書のようなカツ煮だ。 世界主義という名の、無政府状態スパゲティー。 「はぁふ!」 脚本、田口佳宏。 演出補、井川尊史。 監督、溝口憲司。

エリジウム

空でじっとしてるなんか。人体破砕弾。パワードスーツ。差別。スラムに蔓延する犯罪と暴力。「第九地区」の要素がそのまま健在なのでこれは監督の持ち味でありまた彼の心に引っかかり続けるテーマなのだろう。 前作はヨハネスブルクだったが今回の舞台はイスラエル占領地を思わせる。アラブ人を住民としては排除しながら単純労働力として身体検査、武装解除の上常時必要としている矛盾した、欺瞞的な体制。 スラムのテクスチャー、そのリアリティーが圧倒的。 のっぺりとした無機的なポリゴンの上にどれだけ上手にリアルなテクスチャを貼れるか、というのが3DCG表現の腕の見せ所かと思うのだが(業界的な常識を知らず想像で言ってます)、そういうテクニカルな映像表現の手法をこの監督は映画そのもの、お話しそのものにも援用、応用しているのではないかと想像する。 つまり、無機的に、高度に進歩しているはずの未来、2154年のLAに、現代そのままの貧困がテクスチャとしてリアルに貼られているのである。横溢する落書き。バラック。豚の荷車。上尾の自動車修理工場。 特撮、SF嗜好と社会的関心が一人(いちにん)の中に同在しているからこそ作りうるブロムカンプワールドであろう。表現とテーマにちぐはぐな乖離がないのだ。 「平等を強制する装置」にエリジウムがリブートするコペルニクス的転回が鮮やか。エンパイヤという抑圧装置をマルチチュードが簒奪する、あの本の鮮烈な結末を彷彿とさせる。映画化、と見ていいのかもしれない。 非人間的な機構の破砕で感情豊かな人間の世界を取り戻す、という、ぬるいディストピア恐怖症からブロムカンプは免れている。西川口のピンサロで働くコブ付きのホステスにしつこく言い寄るムショ帰りのトラッカーは人間的情感に溢れていた。「ええ匂いだなあ。おら、おら、あんだみでえなおんなと所帯持ぢだがったんだ」。人間に脅威となるのは情緒豊かな人間なのだ。 プロトコルが変わった瞬間、ロボ兵の銃口は貧民たちから、「市民に害をなす犯罪者」に向けられる。ロボに感情はないから。そこにこそわたしたちは希望を見いだすことができる。 少女の語る童話が素晴らしい。記憶の底にうっすらと、どこかで聴いたような、見たことのあるような……。

量販店

パソコン見てると寄ってくる。「お買い替えでお考えですか?」。フレッツ光を勧めてくる。鬱陶しいのでその場を離れる。アマで買った方がいいやと思う。量販店売り上げ下がる。そこで接客販売により力を入れる。……そういう悪循環が、スパイラルが、多くの店舗を閉店に追いやっているのだろうと想像する。 商品見てるときは、お願いです、ほっといてください。量販店さん。わかんないことあるときはちゃんと訊きますから。

エヴァ祭り エヴァQ

きのうのタイムラインは概ね「説明不足」で埋まった。 確かにそうなのだが、冒頭しきりに自己同一性、見当識の確認を慎重に進めていた描写を見るに、「この碇シンジを自称する人の形をした生物について確かに碇シンジ本人であるという確信を容易には持てない」状況にあったことは斟酌してあげてもいいのだろうと思う。 碇シンジの形をしたネルフの密偵やら使徒やらの可能性を排除できないのであれば、事実経過なりヴィレの方針なりを正直に話すことは当然しにくい。だから、しばらく首実検をして、「まあ本人に間違いなかろう」という感触を得てからおいおい、という心づもりはあったのだろうと思う。ミサトにも、リツコにも。 何が人か、理詰めで定義を始めればそれは隘路に陥っていくが、現物を見れば論理の定義など吹き飛んで一瞬にしてひとはそれをヒトと知覚する。考えてみればこれは不思議で、ヒトをヒトと認知するプロセスは神秘主義に隣接している。 人の形をしたひとを見てもそれをひとと素直に受け取るわけにはいかないネオンジェネシスは科学が発達し過ぎた未来とも見えるし、また、明白にひとであるものを人外に分類、迫害した中世期と同じ世界、とも見える。

140803 相棒スペシャル「ボマー」

「しかしなあ、わたしは、彼女が無実だとは思っていない」 「どういうことでしょう」 「ヒーガシキーさあっ!!  弱者など保護したところで、国は繁栄しない。国の舵取りを担う優秀な人材を確保するには、彼らに、相応な見返りを与える必要があるんだ。それをいちいち暴き立てることのほうが、悪質な犯罪ではないのかあっ!!  知る権利を振りかざす、ジャーナリストたちは皆、大衆を煽り、国益を損のうという、犯罪を、」  バンッ! 「犯しているんだあっ!!」 「あなたの言う国益とは、いったい誰のための益でしょう? 一部の官僚や、為政者が、このような親子から奪い取った利益を、国益とは呼べません!」 「くああっ!!」  「ふあ、ふあ、でゅでぃい、あああーっ!!」  中村橋之助の鬼気迫る演技が素晴らしい。コマンドーの「お前なんか怖くねえ。怖くねえぞー!!」と目を剥くベネットに匹敵する怪演と言えよう。 怪演の度が過ぎて、「ヒーガシキーさあっ!!」のとこがほんとはなんて言ってるのか、なんど聴いても聴き取れないほどだ。  「被害者意識」かなあ。

140903 孤独のグルメ Season 4 第9話「渋谷区神宮前の毛沢東スペアリブと黒チャーハン」

http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume4/story/  よし。作戦変更。持久戦だ。 「十時間蒸してありますので骨まで食べられますよ」 うそだろう? 「本当ですよ」  これは蒸しまくってるな。 ああ!? 「すみません。本当でした」 赤と黒。スタンダール。 中国鉄板食欲雑技団だ。 脚本、田口佳宏。 演出補、井川尊史。 監督、溝口憲司。

140823 -クールな音楽-

http://www4.nhk.or.jp/kaiteki/ 電池のミニ扇風機、ひと夏は持つ。肩凝り薬メンソール。ラベル、ブルーズ、クール。 好きな女性のタイプ。一歩引いた。裏方。ブラジルポピュラー音楽研究、その3。 珈琲一杯高いですよね。ご飯食べれる。一杯の下に千人の小さい人が。これ裏返すと飲んでくれる人居らなんだらなんにもならへん。うまいことできてる。 脳ショート。 シャッフル。スリランカ料理。もっとかき混ぜろ。もっと。うまいけど。客に料理させてる。混ぜて持ってくればいいのに。 松村さん好きなジョークール、大学生。 マッサージ、人にからだ触られたない。歩く。踊る。 ハーブおおた「お元気ですか」「調子悪いねん」温度下がる。

140830 -体力回復の音楽-

http://www4.nhk.or.jp/kaiteki/ 宅配五回すぐ寝る。変な夢。「うう」。橋の上から川を。白い大きな生物がよおけ。若い人が見る条理のない夢。物凄い寝覚め悪い。 棒読みな感じ。叔父さん。おモテになる。よお変わる。叔父さんと呼んで。それはできない。 温泉手形湯当たり。 閉所暗所で笑う。ご飯を食べる。大人物。