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5月, 2017の投稿を表示しています

「Returner リターナー」

 あんまりひどくて腹が立った。☆☆☆☆☆。零点。  こんな演出の映画を二時間も見させられるんだよ。拷問だよ。録画をちびちび観るのも苦痛だった。  論理的齟齬は映画、特にSF映画の常だから目を瞑るとしても、会話がもう絶望的に駄目だね。学芸会。脚本が説明的に過ぎるんだろうけど、それを金城武の悲しい演技力がカバーどころか強力にブーストする。  彼がどういうひとなのか俺はよく知んない。あの、なんかあれだね。典型的な「黙ってればいい男なんだけど」な感じのひとだね。  俺は鈴木杏の大ファンだからかなり下駄は履かせたいんだよ。それでもこれはもうね、いかなる擁護も不可能だよ。  なんでこうなった。なんでこんなブスく撮る。  ああ、それとも実際、彼女の頂点は六番目の小夜子時代であったのか。  岸谷なんとかもバカで粗暴で、ほんとに不愉快なだけのドキュンだったね。まあ悪役ってそういうもんですが。  山崎貴がえーえんのなんたらいうゴミ映画に起用されるのは自然というか正しいのかもしんないねえ。適任なんだろうねえ。人物に陰影も深みもない平板な話をSFXだけで見せる映画に。  黙ってサーブすればそれでいいのに、訊かれもしないうちから料理薀蓄語り出す男。完全におっさん。山崎さんですよね、どっかからそういういっちょ噛みの知識仕入れたの。んで風呂も入ってない山出しの猿女がアホの子のようにアルデンテアルデンテ連呼。もう貧乏臭くってしょうがない。 「全部解決したらさ。わたし未来に戻っちゃうんだよねきっと」。なんですかそれ。何ルール? 時空ってなんか人間とか物語とかの都合とか区切りとか斟酌してくれるもんなの? んで実際そうなっちゃうという。なんだこりゃ。  って、うんざりしたとこ腹立ったとこ挙げてったらキリないよね。もうやめます。
 ヰーケンシャンシャイ。世界の快適音楽セレクション、季節はずれの音楽。  キャンプ、嬉しくて寝れない。  ええと思ったお祝いが感謝されない。 「誕生日特典」「あれ自分で入力してるし機械が覚えよる」  夜の外出が億劫になりました。しんどい時でもオムライスはおいしいので指標にならない。  北海道の雪はサラサラ。  ロバートフランクハルウィルナーSNL。キャンディーマウンテン。  特集、ジョンチェルー。  マケイブス。ナンシーカヴィ、リチャードトンプソン。  アウトサイドオブジインサイド。文化、知性の軽侮。  オルダイアンオルダイアン。

俺の可聴帯域

 俺の耳の可聴周波数はこれであれしてみると大体40〜1万ヘルツだね。  CD(20~2万)どころかFM放送(50~1万5千)だってオーバースペックだよ。勿論ハイレゾ(~大体10万ヘルツ)なんて論外。問題外。絶対に不要(たぶん万人に)。  mp3でも96キロヘルツ以上あれば 十分可聴帯域を確保してる (但しディスクリートステレオとジョイントステレオの違いを考えると余裕持たせた方がいいんだろうなとは思う。だから128~256が現実的かつ安心値か)。  安上がりな耳であることを慶賀したい。
 ヰーケンシャンシャイ。世界の快適音楽セレクション、万国チャールズ祭。  自分の名前が出ないんで独立。  やなぎはらりょうへい船の旅。  ファゴット。  沖縄網なし手で採ってたな。台湾におられる妖艶な、貴婦人のような油蝉。「ケラ次郎の! 夜の飲み物探訪」オープニングテーマ。第一回「ケラ次郎、コオロギ三郎と夜露の酌み交わし」  ウォルターウェンディー1980!  スーパーモデルカレンエルソン。
今日PCを立ち上げたら真っ黒(タスクバーはある)。カーソルはあって動くがウィンドウズ印とか押しても無反応。 電源ボタン押してシャットダウンさせた(それは可能だった)。そして電源ボタン押したら正常起動した。 ちょちょっと調べるとモニタ出力を変更するひと(俺は確かに該当する。ノートに外付け付けたりする)&UEFIが関係するアレらしい。アレっつってるけどもちろんどういうことかよおわかりません。俺はよおわかってません。 初めて経験する種類の不具合なんで気になる。重篤な故障に発展しなければいいのだが。

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」

 ★★★★★。満点。面白かったねえ。評判高いだけのこたあある(追記:俺は微妙に誤解している。有名なのは多分リメイクの方)。文句なしに傑作。  こんだけ脈絡なくいろんなもんぶっこんで大丈夫? 話収拾つかなくなんない? って心配したら最後ちゃんと全部脈絡つながったのには唖然としたし拍手喝采だった。  陰惨な要素てんこもりなのに爽やかなハッピーエンドで終わるっちゅうのも凄い。  ネットも映画も現実もあれだね。「世界は残酷なんですよキヒヒヒヒ」って残虐自慢して投げっぱなしでおしまいってのはもう古いんだね。そんなんもう飽き飽きだよと。勝手に好事家だけ豚小屋ん中でやってなさいと。  派手な爆発もカーチェイスもなしに(実はちょっとあるけど)こんだけ面白くできる。非ハリウッド文法を励ましてくれる一本。  ドラゴンタトゥーの理由は最後まで語られないけどまあなんとなく伝わるよね。詳細に語る必要もない。まるで捉え所のない彼女のキャラクターが、映画を見終わる頃には自然と了解できるものになっているのがまた上手い。 追記:デヴィッドフィンチャーによるリメイク版があってたぶんそれの方が知名度高いんだろうねえ。俺は全然見る気になんないね。まさに上に記したアレでしょどうせ、フィンチャーは。  セブン一本でもう懲り懲りだよ、「生きることの厳しさを、世界の残酷さを知ってる俺カッケー」は。
 ヰーケンシャンシャイ。世界の快適音楽セレクション、パラダイスの音楽。  クーリオ、ギャングスタパラダイス。  五十肩岩盤浴。  ジャッキーグリーソンは異色。 「獣心刑事ドリル」メインテーマ。  第一話「ドリル女子のお茶会事件」  ピエロ、ジョーカー、いい男。嫌味。のみのサーカス。  わらびがみ古謝美佐子ショーロクラブ。  ジムリーブス「ええ声」「こんひと上司なら言うこと聞くわ」  ジョーグルーシェキウェブサイト。  追悼、ブルースハンプトン。  利益相反NHK。  アルメニアピアニスト。

「武士の家計簿」森田芳光

 父子の相克というのは森田芳光にとって終生のテーマだったのかもしれない。  倹約のおかげで家族の絆がむしろ深まりました、借金がなくなりました、めでたしめでたし、ではないんだよね。そこがさすが芳光。  もしかしたら他の貧官汚吏同様帳尻合わせの処世だったかもしれない父。放恣に散財する母。その二人に対するあれは合法的な殺人でもあったのではないか。成之はそれをそうと意識していなくとも。  お家大事という当時の絶対的大義名分を使って、白昼堂々何者の咎めも受けず為し得た大逆。  凶器は算盤である。 「自分でなんとかせよ」って、正解はなんだったんだろうね。働いて稼げっつーの? 子供に。そうしたらそうしたでなんか文句つけるんでしょ? 武士の子のくせに商いがどーのこーのって。  いや、ほんとに知りたいだけなんだ。直之はどうしたら正解だったのか。

Creators Updateした

 5月10日に下準備としてのプライヴァシー云々updateが来て、それを了承したのち翌日Creators Update更新できますけどしますか画面が降りてきた。承諾して一時間半くらい、アップデートかかってアップデートした。  見た目大きな変更はないが以下気づいた諸点。 1.高速スタートアップがオンになった  でかいアプデ来た時は勝手にオンなる習いなんでチェックしたらやっぱなってたんでオフる。困るんだ。俺は周辺機器の抜き差し多いから。っちゅうかみんなほぼノートパソコンなんだからこれがデフォまずいでしょ。据え置きつなぎっぱ使用って今日日(きょうび)あんまないでしょ。 2.システム文字の大きさを変更できなくなった  そのための設定項目がOSから消滅。やむなくフリーソフト( Meiryo UIも大っきらい!! )を即時導入。  システムを175パー拡大で使ってるけどそれでもなおデフォのままでは俺には文字ちっちゃ過ぎ(15.6インチフルHDノート&21.5インチフルHDモニタ)。だからいままで13ポイント&太字に変更して使ってた。  上記フリーソフトは文字をいままで通り拡大できるだけでなくその名に反してメイリオ使えるんでありがたい。Windows10游なんちゃらの汚らしさから比べればwin8時代のメイリオは圧倒的に許容範囲。  カスタムと通常、どっち使えばいいのかわかんなかったが、なんとなく通常版を選んでインストールした(解凍後エグゼファイルを実行)。 3.コンパネがスタート画面から消滅  だからあれしてこれしてショートカット作って召喚できるようにした。なにやってんだか。なにしたいんだか。OSメーカー。 4.こんなんが毎起動時出る  esrv.exe アプリケーションエラー。インテルのドライバアップデーターを最新にすれば消える、という情報を見たがそうしても消えない。まあそのうちなんかどうかあれするだろ。ほっとこう。  ほとんどのPCがインテルチップなんだから放置されるはずもないだろう。 5.動きがもっさり  アップデート前より明らかに。同一ドライブ内のファイル移動(つまりディレクトリ書き換え)なんかを少し長考する。  更新したてだからか。ま、そのうちなんとかなるだろう。 6.夜間モード  OS標準でこういう機能を
 ちょっとセンス良さげ? と思ってフォローしたユーチューバーのひと、ハイレゾ、エイジング、真空管という俺からすっと「マーカーになる語」を立て続けに使われたので「あー、駄目だ」とがっくりきてチャンネル登録解除した。
  世界の快適音楽セレクション、大型連休スペシャル~ライブを聞こう~。  ジョニミッチェルジャコパスパットメセニー。ベース基幹音。  ライブ=記録、ドキュメンタリー。  1968、禁止することを禁止する。ジルベルトジルの素晴らしさが君たちにはわからないのか。  ライブ=空気。  労働量は少なくていい。ハコ聴き。  ザッパ。  レジデンツ。伝統の重みと現在の軽み。牛とトリ。変な奴ら。  グレゴリーポータージャズハット。  ビートルズ歓声リマスター。ポールベースうま過ぎ。  アフリカ、ギター、砂漠飛蝗プロモ。  トニーベネット90歳。  おりさかゆうたスタジオライブ。  喫茶いの。イノウエトモエ、ますだてつじ。アナログシンセ自作。  昔のカシオトーン。嘘ピアノ。  自分ラジオ、ジングル、カセット。  改造カシオトーン内蔵自作ディレイ。斜め上を見てる。  大名行列というタイトルが曲イメージを規定してしまう。MTR。  ジョージシアリングチルドレンワルツ、中華料理屋有線時間チャンネル検索。  ハーモニクス。  冷奴。

「48時間」

 うーん。  ジョエルシルバー製作、スティーブンデスーザ脚本、エディーマーフィー出演でこんなに華のない映画を撮り上げるなんて、これはある種の才能かもしれない。ウォルターヒルの。  男二人の際限のないおしゃべりが俺にはただの尺稼ぎにしか見えないんだよね。たいして面白くないやり取りなので。  なんなんだろうね、このバディーコップに賭ける情熱って。ホモなのかなあ。いや、ホモでもなんでも全く差し支えないしひとの勝手なんだけど。男の友情マニア、なんかなあ。よくわかんねえ。なんで同じようなもんばっか撮るのか。  レッドブルと寸分たがわぬ映画だったねえ。  ★☆☆☆☆。  コマンドーみたいな音楽だなあと思ったら同じひと。役者さんも被ってたね、あのちっちゃいひと。おんなじような役柄で。  ブレードランナーのひとも出てたなあ。  つまんない映画だったけど南軍旗翻るヒルビリーバーの場面はエディーマーフィー迫真の演技。  ジョエルシルバー、金儲けにしか興味ない典型的なハリウッドプロデューサーみたいに悪しざまに言われること多いけど、本当にそうなのかなあ? と思う。テーマ、監督、スタッフの選択にある種志(こころざし)を感じるんだよね。 「買いかぶりだ。儲かると思ってやっただけだよ」。こういう韜晦、ダンディズムもなかなかにかっこいいもんである。