大型iPadを見ながら何事か分厚いシステム手帳に書き写している男性を電車内で見た。有能だか無能だか一瞬把握しかねる光景である。
見続けていると男性は胸ポケットから小型のメモ帳を取り出しやはり何事か記し始めた。この時点でもう俺の評価は確定である。このひとは、無能だ。
1の労力で済む仕事に10の労働量を投入するタイプである。自ら9の仕事を作り出している。仕事を作り出す、なんていうといい事してるみたいな響きだけどやってることは生産性の毀損である。
「おっかしいなあ。ひとの十倍働いてんのに、なんで仕事全然終わんねえんだろ。なんで昇進しねえんだろ。
最新デジタルガジェットを、幾つものステイショナリーを、縦横無尽に使いこなしているこの俺なのに」
そんなボヤキが聞こえてきそうな風景であった。
見続けていると男性は胸ポケットから小型のメモ帳を取り出しやはり何事か記し始めた。この時点でもう俺の評価は確定である。このひとは、無能だ。
1の労力で済む仕事に10の労働量を投入するタイプである。自ら9の仕事を作り出している。仕事を作り出す、なんていうといい事してるみたいな響きだけどやってることは生産性の毀損である。
「おっかしいなあ。ひとの十倍働いてんのに、なんで仕事全然終わんねえんだろ。なんで昇進しねえんだろ。
最新デジタルガジェットを、幾つものステイショナリーを、縦横無尽に使いこなしているこの俺なのに」
そんなボヤキが聞こえてきそうな風景であった。
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