ネット上のいろんな職人さんを蔑視する向きもあるかと思うが、自分など「立派なもんだ」と感心してしまう。
TVAを国の支援なく自身で工夫、苦心算段してやっているのだからむしろ褒められてしかるべきだ。社の命ずるままいやいや動くだけの社畜さんよりはるかに自己管理、制作管理ができている。
社会、科学技術の進歩は生産力を拡大し否が応でも誰かを生産労働から解放してしまう。生産に参与できるその椅子取りゲームから必ず誰かは排除されてしまう。余剰労働力は殺害するというオプションを取らないのであれば拡大した生産力は否が応でも彼を生かすしかない。
パチンコ、飲酒、窃盗行為は大人が昼間っからする普通のこととして社会常識の範疇。一方ネット上の無償労働は異常行動として白眼視。これはなにかが転倒している。彼らネット職人の自己管理ぶりは社会を害せずに閑暇を蕩尽する方法としてこれからあるべき一つの範になってもおかしくはない。
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