追加三千円くらいのオーダーで標準スピーカーからこれにスペックアップできる。
まあたぶん劇的な音質向上とかにはなってないと思う。
一般的なステレオオーディオシステムの音質をまあ仮に百としましょう(曖昧な基準ですいません)。
自分愛用のUSB外付けスピーカー(これもJBL。JBL Pebbles)はまあ80くらい。
んで、一般的なノートPC内臓のスピーカー音質は20っくらいだと思うんだよねえ。低音はまるで出ないしプラスティッキーでいかにも安い音。
で、このE560搭載特注JBLスピーカーはというと、うーん。40点くらいかなあ。ほんと評点が曖昧、恣意的で申し訳ないけど、そんな感じ。
悪くはない。解像度は高い。でも外付けや標準オーディオシステムには圧倒的に負ける。んな感じかな。
でもこれの価値はさ、やっぱこのJBLロゴが筐体に付くそのカッコよさであってさ。それのために三千円出すかどうかはまあ趣味の範囲。
で、この、音質的にはそれほどの飛躍的効果は望めないスピーカーだけど、いい点がひとつあって、「映画観てるときにうるさくない」。
銃撃とか爆発音でびっくりすることあるじゃないですか。このちっちゃいスピーカーだと低音まるで出ないんでセリフに音量合わせててもそういうので突然驚かされる気遣いがまるでない。
まあつまりダイナミックレンジが狭くなっちゃってるんですが。それが功を奏してる。
皮肉なもんでね。DVDもブルーレイもダイナミックレンジが広い。だからとても聞きづらい。その性能を発揮させたら近所迷惑になる。
低性能のスピーカーでその高音質を殺すと聞きやすくなるという。
まあノートPC全般がそういう殺傷能力持ってるわけですが、この内蔵JBLもその範疇で、なおかつ中高音域は明瞭な音質を誇っているので、選択して悪くはないと思います。でもまあ標準装備と大差は多分ないです。
2018年3月15日追記:
ものぐさなわけです。人間ものぐさなわけです。USBスピーカーとか「つなげばすぐじゃん」なものでもそれ置いてあるとこから引っ張り出すの、持って来るの、つなぐというワンアクション、それすら面倒なわけです。
三千円余計に出してJBL装備にしたのは正解だったと思う。そこそこの音でいつも鳴ってくれるってのは楽なんですよ。音楽だってもうこれで聴いちゃう。音がいいとかそんなんじゃなくて、ただもうめんどくせえから。
ノートパソコンてのはねえ、現代のラジカセなんだと思う。だからそこそこオールインワンに自己完結してくれてるとすっげえ助かる。
この方向性で殊に国内メーカーさんなんかは頑張ってくれると嬉しい。ラジカセパソコンの方向で。
富士通のグランなんとかとか、いい方向性だと思うんですよね。
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