久しぶりに観て「ああ、新ルパンの最終話(さらば愛しきルパンよ)セルフオマージュだわ」って気づいた。東京というロケーションのトリビアルな描写。地下鉄。縦横無尽に駆け巡るモータービークル。ゴルフクラブをいじる警視総監。
醤油の載るちゃぶ台は、日活無国籍物をやめたその紛れもない標識なんだよね。ここはニホンですよ、東京ですよと。
醤油の載るちゃぶ台は、日活無国籍物をやめたその紛れもない標識なんだよね。ここはニホンですよ、東京ですよと。
おおすみ氏には悪いけど、うん、やっぱこれいいよ。「雨の午後はヤバイぜ」よっか全然いい。躍動感、底抜けのハチャメチャ感。
カタギを装うカモフラージュなんだけれども、その形だけの正業が不二子を更生させている気配も感じるんだよね。財宝、窃盗、裏切り、殺人に無意味に執心するメンヘラから。その一点だけでも高畑宮崎の功績は大きいと思う。観てて気持ち悪くない。
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