主 えー! ってなった。
客 えー! って、なりましたか。
主 なるでしょう。これ観て爽快な気分なるか?
客 マジもんのサイコパスとかなら。
主 だろう? まさか狂王の人類補完計画が完遂してしまうとは思わなかったよ。超人連合の努力全部無駄。
客 映画館から出てくるひとみんなお通夜状態だったでしょうねえ。
主 アヴェンジャーズでも観てヤなこと忘れてスカッとしたかったひとたちを奈落の底に突き落としたわな。
客 当然まあこれは前篇だと思いますけどねえ。マーヴェルも思い切ったことしますよねえ。
主 まあ映画本来のあれではあるか。週替りの連続冒険活劇、が映画の黄金時代だったわけで。
客 あわや落花狼藉、菊姫の運命や如何に! ですね。
主 でも長げえよ。一年待たされるのは。
客 ヒーロー総登場の本作、先行するマーヴェル作品を観てないひとにはさっぱり何のことやら、になってたんじゃ?
主 それを危惧して初見のひとのために説明を、っていう親切を施さなかったのはむしろ正解だと俺は思う。それをするとたぶんすべてのひとにとってつまらない映画になってしまう。
テレビつけたらなんか映画やってる。途中からだから事情とか状況とか全然わかんないけどなんか引き込まれて最後まで見てしまう。結局面白い映画ってそういうことだと思う。インフィニティーウォーは、マーヴェルシネマティックユニヴァースに初めて触れたひとをもちゃんと引き込む力を持ってたと思う。
俺も「変博士」見んの初めてだけど、胸に石ぶら下げた魔法使うひとだってことぐらいはちゃんとわかる。んでそれ以上の情報知らなくても特に困ることないし。
客 シニシストが二人に増えて楽しかったですね。
主 「ヒゲ、俺の真似だろ」「ばれた?」とか、ああいう会話の自然さも最高。脚本に余裕、遊びがあっていい。映像技術ばかりでなく、映画はいろんな要素が昔よか確実に進化してる。
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