テレビでやったの録画していま頃観た。
退屈だなあ。
脚本は実はよくできてた。アレスアレスアレス、世の中悪いのは全部アレスのせい、アレスさえぶっ殺せば世界は光明を取り戻す。からだはおとな頭はこども、勧善懲悪、神話の世界に生きるバカ姐ちゃんっぷりは伏線だったんだよね。
でもそれを見せる演出が駄目駄目。退屈で退屈で。どつきあいも平板で。カタルシスがまるでない。
お姐ちゃんもあんま美人じゃないんだよな。毒ガス姐ちゃんの方がカワイイというなんだか変なキャスティング。
「それ、男の持ち物としては平均的なの?」「うーん、デカイ方じゃないかな」。艶笑おやじギャグがクライマックスにまでつながってる巧みな作りには感心したのだが。
「みんな何かと闘ってる。君だけじゃない」も何事かを語ろうとした、瞬間的にいい場面だったのだが。
監督、パティージェンキンス。2017年公開。
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