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 彼女らに「まなざし村」という呼称が与えられたことで、キチフェミ、ネトフェミと呼ばれてきた人々の問題は画期的な、新たなステージに突入した。
「性的まなざし」なる、定義が曖昧であるがゆえに万能に振り下ろせる棍棒を得て調子づいたこと、それが逆に彼女らに共通のくくりを明確に付与し、一人一派(いちにんいっぱ)という逃げ道、退路を断つ結果となった。皮肉かつ面白い道行きだと思われてならない。

 性欲に曇った目なく純粋に友誼を結んでくれる男性。彼女らの求める男性の理想像、それは「父親」ではないかという指摘も、全く先の見えないかに思われた深い霧を一気に吹き飛ばしクリアな眺望を開くものであった。
 母親では? という指摘もある。これも頷ける話で、要するに彼女らには強力な庇護が必要であるらしいのだ。男子はお姫様を全力で守る騎士たれと。ただしお前に褒美は取らせぬと。
 いったいそんな王国が何日維持できるものなのだろうか。


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