旧ルパンも傑作揃いというわけじゃなくて第六話「雨の午後はヤバイゼ」のひどさったらなかった。立派に新ルパン中の一話として通用しそうなくらいにつまらない。退屈で退屈で死にそうになった。杜撰。
おおすみ氏が降板を告げられ引き継ぎもスムーズにはいかなかった時分の作と推量されるからそのことを割り引かなければならないが、しかしこの日活調ノワールがおおすみ氏のやりたかったことだとするならなんというか、局、製作の判断もまるっきり理不尽というわけでもないような気がする。
犯罪者類型という言葉を犯罪者に投げつけるのはあれなのだが、この回の峰不二子にはその類の精神疾患、ある種の欠落が感じられてならない。
「謎の女」と持ち上げられる彼女だが、その正体を明かしてしまっているのがこの演出の不味い回の取り柄であるかもしれない。彼女はたぶん単なるメンヘラである。
男を騙し裏切り殺害に及ぶ行動が常習化しているのを見るに重度の男性憎悪罹患を疑って不思議はないだろう。ファムファタールなどと煽てる必要はない。
財貨への執心もおそらくゴミ屋敷のゴミばばあとかと同種の性向なのだろう。ルパンは本当の意味でたちの悪い女に引っかかっている。
おおすみ氏が降板を告げられ引き継ぎもスムーズにはいかなかった時分の作と推量されるからそのことを割り引かなければならないが、しかしこの日活調ノワールがおおすみ氏のやりたかったことだとするならなんというか、局、製作の判断もまるっきり理不尽というわけでもないような気がする。
犯罪者類型という言葉を犯罪者に投げつけるのはあれなのだが、この回の峰不二子にはその類の精神疾患、ある種の欠落が感じられてならない。
「謎の女」と持ち上げられる彼女だが、その正体を明かしてしまっているのがこの演出の不味い回の取り柄であるかもしれない。彼女はたぶん単なるメンヘラである。
男を騙し裏切り殺害に及ぶ行動が常習化しているのを見るに重度の男性憎悪罹患を疑って不思議はないだろう。ファムファタールなどと煽てる必要はない。
財貨への執心もおそらくゴミ屋敷のゴミばばあとかと同種の性向なのだろう。ルパンは本当の意味でたちの悪い女に引っかかっている。
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