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映画ひとやまいくら2019

「SSSS.GRIDMAN」◎ 実相寺、上原、少年ドラマシリーズ、Pプロ味
「ラ・ラ・ランド」◎ 臨死体験
「カメラを止めるな!」◎ ものづくりの至福
「メイズ・ランナー」○ CGで可能になった作品
「ドクターストレンジ」○ この力がサの字の伏線という皮肉
「ヒート」○ てんこ盛りなのにまとまってる
「キャプテンマーヴェル」△ 何かが足りない
「目撃」◎ 名優てんこ盛りで話も面白い
「夜は短し歩けよ乙女」✕ スノビズム。がっかり
「必死剣 鳥刺し」◎ 迫力あるクライマックス
「アヴェンジャーズ エンドゲーム」◎ シニシズムへの回答
「ブロークン・アロー」✕ ごみ映画
「君の名は。」○ 意外にも良かった
「アパルーサの決闘」◎ 不思議な映画
「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」✕  DCにふさわしいみすぼらしい葬儀
「タクシードライバー」○ ラストが意外
「ジョーカー」○ 巧みな脚本
「ダークナイト」✕ 脅迫恐喝の契約は無効
「ダイヤルM」○ グヴィネスの色香
「紙の月」◎ 小林聡美やっぱうまい

コメント

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「星を追う子ども」の感想

 いまから「星を追う子ども」という作品の悪口を言います。星を追う子どもという作品で涙を流した方、新海誠ファンの方は読まないほうがいいと思います。以上、配慮でした。  いやあ、ひどいね。ひどすぎるね。なんだろうこれ。  何を考えているんだろう。  もうね、10分が限界だよ。観るの。通して観るの。だからちびちびちびちび観たよ。何ヶ月もかかって。そんないやなら観なきゃいいじゃんだけど観たよ。  おそろしく長い悪口になると思うので最初にサマリーだけ、見出しだけ列挙しておく。  宮崎駿オマージュ、キャラクターデザイン、頭でっかち、5秒ごとに「はっ!」。マイケルベイ方式。音楽盛り上げ。長い。無駄に長い。新興宗教? 金どっから出てるのよ。新任の先生は特務機関員、と思ったら実はアガルタ研究者で元軍人で奥さんを蘇らせようとしているのだった! 厨二女子の妄想。  オマージュという言葉を最初に知り、かつそういう言葉で修飾することに何の意味があるのか? と初手から疑問を抱くきっかけになったのはデパルマのアンタッチャブルだった。既にポチョムキンを複数回見ていた俺にとって、デパルマが乳母車を階段に転がすことが引用行為であることは理解したが、なぜそれがこの映画のあの場面において引用されなければならないか、また、なぜそれが「オマージュ」と特別に横文字で呼称され、「な、これ、エイゼンシュテインへのオマージュなんだぜ。すごいだろう」と、それこそ敬意を強要されなければならないのかがさっぱりわからなかったのだった。それはいまでもわからない。  その愚行を更に低レベルでこれでもかこれでもかとリプレイしてくれたのが本作「星を追う子ども」である。  しかしどうなんだろう。宮崎駿、試写会招待あったんだろうか。これはさすがに本人も、惣流アスカラングレー同様「ぎぼぢわるい」とうめくしかなかったのではないだろうか。  もう最初から、5分と見続けることが苦痛になってしまったのだが、その原因は複数あって、まずはキャラクター造形、キャラクターデザインにある。  主人公の女の子、全然萌えない。頭でっかち、間抜けの小足で、なんだか体型のバランスが変なのだ。サザエさんみたい。それでいて顔だけはナウシカ、さつき、キキ。  パンチラを期待させるサービスカットが豊富だが、「こいつの見えても別に……」な気...

インテルグラフィックスの設定で動画の白っぽさを解消する(白っぽさシリーズ、その3 たぶん完結篇)

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