に入った。
椅子はフカフカ。スタバのような硬い木の椅子じゃない。
しかし紫煙がひどい。煙草をくゆらせる先客の二人は関西弁で不動産取引の話をしている。俺よりも随分年下だろうに俺よりもずっとオトナ、というか正しく苦労とシワを重ねたおっさんに見える。毎日が修羅場、鉄火場の職業人。携帯に向かって「ドヤ!」を連発している。
そういう人達に好まれる、落ち着ける場所として機能しているのだろう。
女子、草食男子、ノマド労働者がスタバに群れるのも仕方がないではないか。自分も入店と同時に入店を後悔していた。しかし踵を返すのもためらわれ、おとなしくオムライスのランチを食った。
添えられた味噌汁はとてもぬるい。いまここに置かれたばかりなのに。
昔風の喫茶店がさびれていくのは時代の流れです。必然です。ひねくれて「昭和サイコー!」とか無理する必要はまったくないのです。
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