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8月, 2012の投稿を表示しています
星出飛行士 トラブルで任務完了できず 7月の完全失業率は4.3% 有効求人倍率 14か月連続で上昇 消費者物価指数 3か月連続マイナス 鉱工業生産 2か月ぶり下落 シリア 政府軍機の撃墜で反撃に 小林誠さん アジアの若者に講義 サザエさんもアッコちゃんもあれだな、髪型がババアくせえんだな。20代にも少女にも見えません。 両者ともにまたババア声だし。アッコに至っては巻き舌。 宮崎イズム溢れる展開。飛行場、ヘリ。金色の第7巻、蟲使いと共に巨神兵を墓所へ駆け足行軍で追いかけるシーケンスを彷彿とさせる。 脚の描写にフェティシズムを感じた。怪我して、包帯巻いちゃったりして。綾波の先駆。
宮城で震度5強 余震に注意を ロンドンパラリンピック 開幕 川に飛び込み死亡 先輩が強要の疑い 開発推進 ミャンマーと覚書へ プールサイドで正座させやけど 活断層 沖合まで延びているか イチロー選手 バント失敗も きのうのガッテン。矢口真里のしゃべりにクレバーと反対のものを感じた。 5分間同席することがあればもうそれで限界飽和点に達してしまう気がする。

チャリチョ

吹き替え翻訳の直訳丸出しにうんざりし貧乏人小馬鹿にし描写にうんざりし殺したいガキどもにうんざりし踊ったり歌ったりのくどい演出にうんざりし「俺は最後まで観ること能わぬだらう」と諦めかけていたが、途中から監督の意図がわかりなんとか見通すことができた。よかったよかった。面白かった。 ウィリーウォンカがシリアルキラー、必殺仕事人だとわかってから俄然面白くなる。彼は行儀の悪いクソガキどもをあの手この手で楽しみながら扼殺していく猟奇変質者(バットマンの文脈で言えば正義の味方)だったのだ。こども向けのくっだらねえファンタジー映画だと勝手に決めつけていた不明を恥ずるものである。 少女陵辱シーンまで出現するに及んではバートン卿の覚悟に圧倒されてしまった。これは無難なおこちゃま映画で金儲けといった興行師の仕事ではない。世界を敵に回すことを辞さず映画への愛を貫く地下生活者の手記だ。 それも、自身を等閑視できるに至ったひとの。フロイト流長椅子サイコアナリシスで分析者を俟たずに自己分析を完了させたウォンカの姿は「自身を知る」監督の自画像に他ならない。 家族との和解は世界との和解であり、また異常者として生きることの諦念であり宣言でもある。このような者として世界の中に座を占める。そういう立ち位置を監督は艱難辛苦の果てに見出したのだ。チョコレート工場の彷徨はそのままバートンがたどった魂の煉獄、その記録である。 豊富な映画的参照に基づくギャグはその基礎的教養を欠く俺の前に殆ど無力であったが、使い古された常套的な演出を嘲笑う「世界の国旗」だけはちょっと笑った。
問責決議案で調整 参院本会議遅れる 妊婦血液で出生前検査 異常99%判明 G7財務相が声明 原油上昇に懸念 米国務長官訪中へ 尖閣問題も協議 米大統領候補にロムニー氏を指名 千葉県警 震災の津波映像を公開
ニホンカワウソ “絶滅種”に指定 レッドリストに120の“絶滅種” 雨のピーク過ぎるも警戒は継続を 景気判断 10か月ぶりに下方修正 “一体改革 さらなる必要性議論を” IAEAで会合 日本は改めて反省表明 小型武器の管理を 国連で会議始まる 「デザートになるといつもおかしなことになる」 「殻から実を取り出す特別な訓練をしてある」 「光線が当たったら目が溶けて流れ落ちちゃーうー」 「でももしかしたらー、穴のすぐ下に引っかかってるかもしれないー」 初めは「翻訳力の低下だな」と思った。日本近代文学史と逆の現象、口語の文語化という奇妙な事態が吹き替え翻訳界に蔓延しているのだと。つまり東北新社なりどこなりから下訳、直訳段階で商品が出荷されている。 語尾に「の」「んだ」「よ」「なあ」とかつける、一般的な口語化、日常使用言語への翻訳を怠っている、あるいはその能力がなんらかの理由で失われているのだ、と。日本語ができない帰国子女の大量採用、とか。 だが問題はそればかりではないようだ。おかしなことになる、訓練をしてある、流れ落ちちゃう、引っかかってるかもしれない、も、読み方によってはわたしたちの口語に違和感なく収まることができる。声優の能力の問題でもあるのだ。 ウィリーウォンカが異常者だという設定を差し引いても、声優さんの読み方のスキルが低いのではないかという疑いがある。 声優というのは昨今人気職業で、ということは当然競争も激しくその能力にもインフレイションが起こっていて然るべきなのに、広川太一郎、小池朝雄、野沢那智らの黄金時代よりも大きく後退している印象があるのはなぜなのか。 やはり舞台俳優としての修練が声優としてのスキルにも大きく資するところ大なのではあるまいか。 アニメしゃべりしかできないのであれば、それは声優の痴呆化ではないのか。
台風15号北上も厳重に警戒を 奄美 5万7400世帯余で停電 沖縄 1万6800世帯で停電 上陸を許可しない方針 東京都に伝達へ シンガポール 少子化対策強化 マクドナルドはいま百円でLサイズのも飲めるのだった。知らなかった。 Sのコカコーラゼロを頼んだ俺に親切にも店員さんが教えてくれたのだった。

ポニョめも

台風15号 夜に沖縄本島最接近へ 台風 最大級の勢力で接近か 「アポロ11号」アームストロング氏死去 北極海の氷 観測史上最小に 北極開発 環境保護団体が抗議 “手間のかからない魚介類”を販売 [ポニョめも] 水彩の背景が素晴らしい。しかもそれが日本の普通の漁村、日常であることが新奇。 「人面魚が浜に上がると津波が来るんだ! 昔からそう言うんだよう! う、うわー! 津波が来た! 津波ー」 この発言から、おときさんが津波のおそろしい被害から辛くも難を逃れた生存者であることが伺える。 リサもポニョもハムが好き。肉食女子。 船の推進ギミックがラピュタの空賊のそれと同じ。 秘密基地内部の天井が巨神兵製作現場と同じ。 素晴らしい背景美術に見惚れていて気がついた。すべてが手書きで歪んでいる。直線のない世界。 黄金に輝く水中、という設定を利用して作画が簡略描写を確信犯的に楽しんでいる。 ポニョ、多動。「結界を張っている」らしいのだが。 夕食はねぎ卵ハム入りチキンラーメン。栄養たっぷりだあ。 異様に朗らかで明るい被災者たち。はためく大漁旗。ここらへんから観るものは「これは死後の世界を描写したものなのではないか」と気づき始める。 フジモト。名前からすると日本人。どういう経緯で人間を辞めひとり海底で人類補完計画に従事するようになったのか。海の巨大女と交合するに至ったのか。当然設定があるはずなのだが。 フジモトの顔は見るたびに「手塚治虫」という言葉を想起する。これは意図的で、どうやらこの作品全体が「先行するアニメーションへのオマージュ」らしいのだ。冒頭のクラゲやらなんやらの乱舞もあの悪名高い「24時間テレビ用手塚アニメ」のくっだらねえ退屈なミュージカルシーンへの悪意あるオマージュなのではないかと疑える。 巨大観音女、冒頭のちんぽ生物同様顔のないカットもあり非常に不気味。異形の生物。 漿、なのでしょうか? LCL。酸素含有水。とりあえずどうも死後の世界ではなく現実らしい。 グランマンマーレって、結局何者なのでしょう? でかいけどとりあえず人間の似姿ではあるし。フジモトの人類補完計画をいまのいままでは容認していたのだろうし。 5才児で既にいいなづけが決められるというのは生涯恋愛禁止と言うに等しく、たいそう残酷な目に遭わされたものだ、宗介くん
山本美香さんの遺体 日本に 米地裁陪審 アップル勝利の評決 最低賃金「逆転」6都道府県で続く 元料理人 北朝鮮の面会明かす 台風15号 沖縄・奄美警戒を メキシコ警察が大使館車銃撃 勘違いか 英王子の全裸写真掲載で論議 きのうの金曜ロードショーはポニョ。 「どうしても行かなきゃ! みんな死んじゃう!」とかいうシチュエーションでならばあの爆走ドライブはずっぱまりの名シーンなのだが、「カラダを拭いてチキンラーメンを食べる」のが決死の帰宅理由なのだから脳がおかしくなる。 しかし宮崎駿も巻き込む形での「大きな物語の不在」が平成という、いまという時代の特徴らしいのだ。なんだろう。物語の不在って。どういうことなのかいまひとつわからないでいる。 ユリイカとかに載ってる言葉、ほんとわからんよね。たぶん書いてる本人もわかってない。数年後問いただしたら「物語の不在? 古いなあ。いまの流行りはこれだよ」とまた新しい別の言葉を弄んでいるのだろう。
毎日暑いので暑いと書くのも馬鹿馬鹿しい。 竹島問題などで野田首相臨時会見へ 韓国 天皇発言“悪意なかった” 山本さんの遺体 家族と対面 震災がれき撤去でがん発症し死亡 ミサイル防衛でレーダー追加配備検討へ レバノン 銃撃戦続き死傷者増 おととい水曜日、反原発デモの代表たちが首相と面会。うーん。 なんだかよくわからない。なんで? そして会ってもらって感謝どころか「不満が余計募った」らしい。 いったいどこまで増長するのか。相手が首相だろうが町工場の社長だろうが、「執務中のオトナ」だ。面会を要求して会ってもらったのならまずは感謝があたりまえじゃないのか。 何様のつもりなのでしょうか。「自由なこども」だから、そういうことがわからないのでしょうか。

みうらじゅんのサントラくん featuring 蛭子能収, 戸川純.

 おととい21日、「みうらじゅんのサントラくん」なる番組が放送中であることに偶然気付き泡食って途中から録音を開始した。前半後半に分かれてて、後半蛭子さん登場の部分は完パケで録れたのでラッキー。 http://cgi2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=12n126  この番組もうこれで3回目くらいになるらしい。NHKラジオ第一放送ホームページの50音順番組紹介を見ても「ま行」に番組が存在しない。これ、どうやらレギュラーじゃないし、じゃあ不定期で今度はいつやる、という目途が立っている放送でもないらしい。つまり、みうらじゅん好きのディレクターが局との力関係で、「すっごい面白いひとなんですよ! もうリスナーからも大絶賛! 数字に出ないだけです」と局をだましながら、隙あらば枠あらば生ででもなんでも流すという決死の綱渡り的放送なのだと俺は推測する。 「みうらさん、来週、火曜日の8時10時おさえました。生です。大丈夫ですか? はい。入りは6時で。え、蛭子さんも? いや、大歓迎ですよ!」。こんな感じじゃないかしらん。  この日だって「おまんこ分け」「ずっとおかずにしてた」「きちがいピエロ」と、絶対発言してた流れをみうらじゅんが寸前に言葉を飲み込み事なきを得ていた。蛭子さんは平気で「きちがいピエロ」と言っちゃいそうになってた。素晴らしくスリリングな放送であった。  ふたりとも映画好き、サントラ好きを自称しながら、「覚えてねえんだよなー」と互いに連発、映画のサントラ番組としてグダグダに完全崩壊しているのも聴くものを苛つかせてある境地に達していた。  そしてなぜか30分足らずでエビスさんを追い出すように追い出し。放送事故のような段取りの悪さを感じさせる沈黙、SEののち突如戸川純乱入。日本語と動物語の中間言語でしゃべる様子はもう存在自体が放送事故。精神に向かう何らかのケミカルなメデスンでも常用されているのかなというご様子でスタジオはケイオスの極みに。  この番組、もう放送はないかもしれない。しかし企画者としてはおそらく伝説を残したかったのだろうから、まぎれもなくその本望は、本懐は遂げたのではないだろうか。 追記:パイロット版の反響が良かったのだろう。番組は2013年4月よりめでたく月一(最終火曜日)レギュラー化を果たした
北海道 浦河町などで震度4 山本さん 最後に撮影した映像 邦人記者死亡 外相が強く非難 自公 野田政権への対決鮮明で一致 AKB脅迫の疑いで書類送検 貿易収支 2か月ぶり赤字に 大阪桐蔭が決勝進出 AKBしゃべり、アイドルしゃべり、アニメ声優しゃべり。生理的に受け付け辛いものがある。死語で言えば「かわいこぶりっ子」。 普通にしゃべればいいのに。 西友のパンの棚で見つけ店内で無言大爆笑。 「さて、ネーミングだが……さんどら。は、どうだろう?」 会議室に走る激震。「あ、あ、」配っていたお茶をこぼす女性社員。 「さ、さんどら……!」 「インパクトは凄いが、しかし、」 「しかし、なんです?」 さきを促すやり手部長石原豪人。高荷義之は出かかった言葉を口中に押し留めた。 (洋ピン女優の名前じゃないか、まるで) (そんなものお菓子の名前に使えるか! 気でも狂ったのか!) (し、しかし、甘く蠱惑的なその響き……) (それしかない。やはりそれしかない) 「おやおや、どうしましたみなさん? フフフフフ。ふはははははは! 特段のご異議がなければ、どうやらこれで決まりのようですな」 「石原君。売れなかったときは君どうなるか、わかっているのだろうな」 「承知しております。わたしには勝算があります」 と、文明堂の商品企画会議でこんな会話がかわされたのではないかと俺は瞬時に想像したのだった。 肝心の味はというと、構造的にはまったく普通のどら焼きなのだが、味がちょっと普通のと違う。たぶんバターが多いのだ。「洋風どら焼き」たる所以である。
シリアで邦人ジャーナリストが死亡 FB株価 公募価格の半値以下に 米 化学兵器の移動を強く警告 ソマリア 議会発足も課題山積
蒸しますな。 官房長官 上陸遺憾だが国内の問題 尖閣上陸 地方議員らから聴取 五輪メダリスト銀座をパレード “混合がれき”石巻から東京へ O157 道内の事業所を調査 薄氏の妻に猶予付き死刑判決 光星学院 桐光学園に勝ち4強
ルーマニアで日本人女性殺害か 作新学院 仙台育英に勝ちベスト8に 作新学院、辞退とかしなくてほんとよかった。昭和よりも着実に進歩したことだと思う。バカが一人出て全員が連帯責任。その愚行の後味の悪さを見ずに済んだ。

『贋学生』

気温はあれだけどなんだけど蒸し暑い。『I/O』9月号購入。 近畿で非常に激しい雨 警戒を 大阪の公園で落雷 10人重軽傷 “死ね”というメール 中学生自殺か 中学生ら300人超が集団食中毒か 島尾敏雄に『贋(にせ)学生』という小説がある。 主人公は「宝塚の花形女優とも友達の医学生」と知り合いになる。イヴェント会場で女優に手を振り、「ほら、こっちを向いて笑ってる」と詐欺師の初歩的なテクニックで信じこませようとする自称医学生。しかし主人公は彼の挙措、「学生らしからざる庶民的、下卑た差別意識」などから徐々に彼の素性を疑い始める。 ネットは贋学生の劣化コピーで溢れている。 小説は教養や情操の陶冶のみならず、「詐欺師から身を守る」という卑近な実利、即物的な効用に資することもある。 『贋学生』のモデル、アイディアの元は三島由紀夫ではないか、と俺は推測している。 神戸の同人誌時代、三島は島尾の前に「旧華族を自称する人物」として登場している。

千と千尋の神隠し

 千と千尋、ちびちび観てようやっと観終わった。結構なかなか面白かった。途中のいろいろで拒否反応過大はあかんね。反省。  背景美術が淡い色で全篇素晴らしいが中道電車のシーンはとりわけクライマックスにふさわしい凄みを感じた。宮崎版ねじ式。  産廃が都市鉱山で金を内包、なんて社会風刺のネタを物語の流れに無理なく取り込んである手つき、素直に上手いと思った。なおかつあれがハクの正体、その伏線にもなっている。  ハクは第二次性徴を遂げない永遠の少年でなければならず、千尋とおでこを撫で合わすのが最大の愛情表現。男の生臭い部分は全部腐り神とカオナシが引き受ける。宮崎アニメのいつもの作劇法だが、その真意、理由がほんとに那辺にあるのか余人には窺い知れない。性の欲望を率直に表現するよりもこのピューリタン的禁忌のほうが遥かに「抑圧、隠蔽された激しい性欲」を感じさせる。  ハクが性欲から遠い分カオナシは欲望で膨満しその姿はまんまホーデンから屹立した巨大なペニスになる。  あ! と、いうことは? ゆばあばとゼニーバが「もともとはひとり」であるのと同様、ハクとカオナシも実は?  時々記憶がない事。八つ裂きになるかもしれないのに「大丈夫」と言い切ったこと。蠱毒や変身のせいばかりでなく、カオナシが実はハクの分身であることの傍証ではないだろうか。カオナシの頭部には少年のもの? と思わせるざんばら髪も生えている。ハクは湯治場を離れゼニーバのもとで今後は生きるのだろうか? 琥珀川はもう暗渠なのだから、コハクヌシに帰るべき場所はない。  少女の歓心を買う手段としてごちそうを山のように振る舞うという行動形態がダイスもカオナシも同じなのが面白い。山荘で宮崎翁も同じ振る舞いをするのだらうか。そして少女たちからドン引きされ激昂し暴行に及ぶのだらうか。  魔法使いの弟子、水没した世界など、次作以降のモチーフが既に投入されているのも興味深い。  あれは同じミヤザキ姓を持つ勤への魂鎮めなのだろうか。カオナシは就職によってようやく心の安寧、生活の安定を得る。ああよかったねえと素直に思った。異論のある描写かもしれないが、現実的な落とし所だと思う。特にやることもなくなおかつ金を無尽蔵に使えるという立場は精神を失調させ少女連続なんとかをしでかしかねない。  就職は相手もあることだから自分の意思だけで叶

貧困女子

この夏一番の暑さになる模様。 香港政府の職員が成田空港に到着 午前中から猛暑日 熱中症に注意を イスラム協力機構 シリアの資格停止 O157 死亡女児も浅漬けから感染 もうふたつきくらいになるだろうか。 その日、俺はスタバでボーっとアイスコーヒーを飲んでいたのだった。スタバのコーヒーは濃すぎるのでアイスもホットも嫌いなのだが、禁煙で静かでキレイで落ち着ける場所として仕方なくそこに落ち着いてしまうことが多いのだ。 その、外を眺めるカウンター席の俺の隣に、若い女の子が座った。そして手にした、たぶんヤマザキとかの、工場で作って袋詰めした菓子パンを、やはり持参したペットボトルの何かを飲みながらむしゃむしゃ食べて、そのまま出ていってしまったのだ。 スタバのコーヒーとか、店の商品はなにもなかった。座って、持参の食物をむしゃむしゃ食べて、飲んで、そんで出てってしまったのだ。その間たぶん数十秒。 俺は目を見張ったし、彼女も俺を見返した。外見は若い娘さんだが、目に異常な光を宿しているのを俺は見た。 彼女は歩いてどこかに去ってしまった。 サンプル数1で、そしてたった数十秒の観察を元にして想像を繰り広げるのは実証的ではないのだけれど、俺は瞬時に思った。 ああ、心を病んだ貧乏女子だ、と。 いや、逆かもしれない。貧乏女子が長びいて心も病むに至った。 いま、日本がたいへんなことになっている。不況の現実が恐ろしい段階に突入しつつある。こういう女子が急速に増えている。俺はその巨大な氷山の、僅かな露頭を目撃してしまっただけなのではないか。 加藤智大は派遣切りに遭って秋葉原で自暴自棄の凶行に及んだが、貧困女子たちによる何かそれ以上の大変なことがいま準備されつつあるのではないか。 加藤智大の追い詰められた気持ちに極めて近似した状態の、暴発寸前の女性たちがいるのではないか。 彼女らを犯罪予備軍として白眼視しているのではない。経済状況(と生産の偏った分配構造)がそういう行動を一部の犠牲者に強いつつあるのではないか、と恐れているのだ。 80年代末、円高を利用して訪ねたアイルランドで俺は放置したゴミだらけの街区とそこにベタ座りし物乞いする若い女性を見た。日本もいま、あの段階に突入する寸前なのではないか。いや、もう突入しているひとも、ところも、あるのではないか。
蒸しますな。 松原国家公安委員長が靖国参拝 NHKニュース http://nhk.jp/N4355zhX  米で原発停止 猛暑で海水温上昇 NHKニュース http://nhk.jp/N4355zgE 大津市の澤村教育長 襲われけが NHKニュース http://nhk.jp/N4355zi9 引率教諭“コース間違って進んだ” NHKニュース http://nhk.jp/N4345zXw
雨。蒸し暑い。 奈良、合宿の12人戻らず捜索。 正午、緊急地震速報「北海道」にビビる。 韓国大統領、天皇陛下に「心から謝罪を」要求。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120814/t10014280411000.html ああ。イミョンバクってだめだ。バカだ。国民の俗情に媚びることで保身を図るなんて、もう最低レベルの政治家じゃないか。日本のネトウ政治家と一緒。 この試みが失敗した時日本と天皇に向かっていた怒り、憎しみのエネルギーはまんま自分に襲いかかるということもわからんアホウなのか。 あ。てこたあいいのか。代償は自分で払うことになるんだ。自業自得。ざまあ。 閉会式、なんかいやな予感はしたんだ。だから生も再放送も両方予約かけといた。珍しく予感的中。 こういうことが躊躇なくできるのだからやっぱりハードディスクレコーダになってよかったんだなー。
きょうはあづぐなりそーだなー。 あーあ、風強かったんで部屋砂だらけだよー。 オリンピック閉会式。なんかブーイング起きてっみたいだけど。開会式ヘイジュードの時点で気づけよ、みなさん。気づけよ、放送局。 いまごろ騒ぎ出すのは「閉会式って初めて見ました。開会式なんかもちろん見てません」宣言でしょう。アナウンサーのしゃべりすぎ、音楽邪魔しいは毎度毎度のことなんだから。 NHKは音楽専門局(NHK-FM)持ってんのになー。駄目だなー。 まともな人はFMに左遷、バカとクズが出世街道テレビ残留? 軍の士気が下がるパターン。 副音声の活用。現実的かつ簡単なソリューションはこれのみ。なぜやらないのかが不思議。 松本アナとバラカンにしゃべらせろという珍提案をtogetterで見た。大反対。話にならない。詳しくて正確な知識、解説なら曲被せ大歓迎だというのか。馬鹿じゃなかろか。 日本映画にしろ巨神兵にしろ開閉会式にしろ、「副音声化」って時代のトレンドなのでしょうか。 副音声化っつっても副音声機能を上手に使ってるって意味じゃないよ。視覚情報を得られない人のため本来副音声で流せばいい音声情報を、主人公の口や解説者から主音声、メインコンテンツ上にこれでもかと重畳する愚行のことであります。「おれはいまとっても悲しいんだ。ほら、涙が出てきた」。「あ、おしゃれをした男の人がいま舞台中央に登場しました!」。あ゛ーも゛ー死んで欲しい! 「あんた馬鹿だからこれくらい言って聴かせなきゃダメでしょ」っつーことですか。おばちゃんか、おまえは。
微妙な空模様。日本ボクシング、金メダル。 福島・古殿町で震度5弱 。 男子マラソン、中本さん6位入賞。
きのうの午後からまた蒸し暑さが戻ってきた。 サッカー日本敗れた模様。 向こうの国内事情でしょう? 過剰反応することないよ。という森本氏の見解は冷静沈着穏当妥当正確で、これに対して「防衛大臣の発言とは思えない、問責に値する」などと激昂したふりをするほうがよほどカマトトだろう。 いろいろと追い詰められたイミョンバクが国民の最もプリミティブな感情に訴え起死回生を図る人気取りの行動であることは見え見えじゃないか。貧すれば鈍す、を地で行くような。日本にもいるだろ? 愛国や排外主義でインスタントに人気取りする定見なき政治家が。日本人にも韓国人にも同じ手合いがいるってことは、どっちも同品質を取り揃えた人間なんだよ。 電気屋の店頭に並ぶのはスマホばかり、という状況はおかしい。ふつうの携帯売れよ。 基本料稼ぎたいのはわかるけど、こんなスマホばっか売って帯域足りない足りないって。インフラ整備あとまわしで電波ようけ専有する商品売ってるのは淫行じゃないか。 ケイタイについてまいとしまいとしいつもいつも思うのは単機能商品の欠如。盛ることばっか考えてる。要らない機能ばっか付いてるという意味でガラケーとスマホは対立項ではない。同じ穴のムジナ商品。 低価格単機能電話専用端末の提供と料金体系の単純明快化。これが今年もわたしが携帯業界に提唱することです。あの料金システム、ぜーーーーったいわざーとわかりにくくしてる。もう詐欺、犯罪のレベル。特にウィルコムPHSがひどい。

巨神兵東京に現る

今朝も涼しい。上着ないと寒いくらい。 なでしこ銀。消費増税法案参院可決。イ・ミョンバク竹島上陸。ボルト200メートル金。 きのうはなんとなく時間が空いたのでなにげに現代美術館に行ってみた。 夏休みだというのに意外に子供は少なかった。来ている少数の子供もそう楽しんでいるようには見えない。内容が内容だから、オタク父に無理無理連れられてのパターンかもしれない。オタクデートに彼女が退屈、の親子版。 高齢者が目につく。現役でゴジラ、ウルトラマンを見ていた世代。そうだ。オタクならずとも、昭和を懐古するよすがに「特撮」は外せないのだ。 メインイヴェント「巨神兵東京に現る」。俺は言いそうになっちゃったよ。「ごめん、いま映画見てるんであとにしてくれないかな」。畏れ多くも畏くも綾波に言いたくなっちゃったよ。「黙れよ」と。あれは失敗だな。弟がどうのこうの。しかもその設定がまたややこしく「現実の弟は別にいる」のだから映像見てる最中に脳が混乱して邪魔臭いことこの上ない。「なに無言電話死ねよ」。続けて言われてもなに言ってんだかわかんねーよ死ねよ。あのナレーションかぶせ、別ドラマ進行形式は成功していなかったと思うよ。 でも仕方ないんだ。あれ本篇のみなら完璧ポルノフィルム(大衆の下卑た欲求におもねった見世物)だから。イクスキューズとしてああいう言い訳、「破壊のあとの明日への希望」じみたつまんないことは抱合せ販売しなければならないから。 まあでも結局、大変なポルノになっちゃってんだけど。 特撮の出来にいろいろ不満はあるけど、それでも上映後「いやーな後味の悪さ」が会場に漂い拍手のひとつもおきないだけのインパクトはあった。かなりのリアリティーで東京、地球、太陽系の終末を映像で見せてくれたからだ。そんなもの見せられて「あー面白かった」と充実感で外に出られるわけがない。しかもアフター311で。 つまり作品としては成功したわけだ。ゴジラ以来日本の特撮が目指してきた「徹底した破壊を描ききる」という庵野、樋口の意図は。 この救いのないフィルムが「スタジオジブリ作品」なのだからもうブラックジョークにも程がある。 マスデストラクションシーンのカタルシスがなくただひたすら陰惨な印象を与えるのはなぜか、考えてみる。猟奇殺人犯の犯行ビデオに近いのだな、印象が。切り裂かれる東京。その傷口から奔出する血
今日も涼しい日。 長崎の慰霊式典でおばちゃん合唱団が「ひばくしゃの~♪」と歌っていた。 絶対ね、当事者の中からもね、「もうやめようよ、こういうの」っていう声は出てると思うんだわ。 必ず消滅すると思うんだわ。何かの被害を、不幸を聖化、利用する畸形的な文化趣味は。こういうのも、なくなっていい昭和の遺制だ。
あづい。 なでしこ決勝進出、メダル確定。興味ないけど。 "「交響曲 第5番 ホ短調 作品64」チャイコフスキー作曲(46分19秒)(管弦楽)モスクワ放送交響楽団(指揮)ウラディーミル・フェドセーエフ<Victor VICC-2173>" フェドセーエフ解釈、なんとも退屈。野暮ったい。
朝までクーラーも効かないすごい暑さだったのが朝方急に気温が下がりまた急上昇し、いま曇天雷雨。 ボルトかっこいい。サイコー。出走前後の動作すべてがチャーミング。 オリンピックってほんとに「オリンピックという魔物」がいて、それを呑むか呑まれるかの闘いを制したものが勝利を手にするのだ、ということをビジュアルで見せてくれた100メートル決勝。 室伏、不本意な投擲、不本意な銅メダルだった模様。 フェンシング、イタリアの振る舞いは見苦しかった。「こんな奴らに負けてたまるか」と子供が駄々をこねている感じ。 卓球女子団体メダル確定、決勝進出。 福原は「パー」と言ってるのか。パーマンは「パーチャク」と言ってるのか。 PASSWORD [ 2003/6/23(月) 21:09:27 ] 題名:Re:はじめまして 返信者:大田康湖 こんにちは。 パーマンは「パーチャク!」です。前年に放送された「宇宙刑事ギャバン」の「蒸着(じょうちゃく)!」が元ネタと思われるので、「パー着」と書く人も多いです。 まじスか?  大田康湖。それ正解スか? 絶対違うような気がする。 お色直しをとっくに済ませ、飛び上がるときなど動作の節目節目に「パーチャク」と小声でつぶやいていた印象がある。変身を意味する「蒸着!」へのオマージュではないと思われるのだが。 藤子不二雄作品が、そしてそれをアニメ化するスタッフがそんな、オタク的流行に敏であるとも思えないし。 真相はシンエイ動画のひとが知ってるはずなので、これ読むことがあったら教えて下さい。
曇ったり晴れたり。 キン肉マンの超人って人間なのかなあ? と思ってググったが解答に行き当たらなかった。みんなそういう疑問は持たずに読んでいるのだろう。 正解を持っているのは作者のはずだが、この漫画の場合作者も本気で「わかんない」と言う気がする。 そういう設定を詰めないまま描いてたらなんか売れちゃった、とかいうのが真相ではないだろうか。 水泳やバドミントンがよおやった感じ。
台風が近づいているので曇ったり晴れたり。 同人王、正午より連載開始。 http://mavo.takekuma.jp/ 版権、キャラクタービジネスの絡みでいささか不本意な修正を余儀なくされている模様。でもこれでいいのだ。「まあなんとかなるだろ、大丈夫だろ」の脇の甘さは致命傷になりかねない。そう発言するテイキトイージーな大人物は問題発生と同時に雲隠れが常である。慎重さはむしろあってしかるべきだ。「彼ら」に口実を与えてはならないのだ。
今日も吉野家でうな丼を食す。うめえなあ、やっぱり。偶然じゃなかった。安定してこの味を商品としてキープしている。 森本防衛相、ワシントンでオスプレイに試乗。 同人王、電脳マヴォで連載開始決定。あの面白さだ。メディアの力でひとの目に触れさえすればブレイクは必至である。そのうちに、とか思っていた現物の入手を急がないと。

三峯徹

 今日も暑いと書くのも暑い。  なんか内村航平よおやったらしい。  投稿なりエロ同人誌なりの体裁をとっているけれど、三峯徹の造作物はたぶん「三峯徹というジャンルの芸術」なのだろうと思う。  たぶん漫画ですらない。漫画の枠におさまっていない。徹底的に無内容でありながらなにかが過剰である。  心を病んだひとの奇怪な創作であればそれは「アウトサイダーアート」という確立したジャンルに落としこんでひとは安心立命を得ることができる。ああ、いろいろたいへんだから、こんなんなっちゃったんだね。たいへんだね。面白いね。と。  三峯徹の場合たぶん彼は心の治療中でもなく、ひとりの凡庸な生活者なのだと思う。そういうひとがおよそ他人に了解不能なアートを日夜産出している。これは奇怪である。奇怪なひとの奇怪な行動よりもはるかに奇怪である。  なぜそんなことをするのかがまるでわからないからである。狂っているからという理由すら立たないのだ。  萌え絵的フォーマットのハダカの女性の絵がある。そこに一つの意味を持つ文章が添えられている。それが複数枚描かれてストーリーらしきものも構築されている。これらすべての総合は通常「漫画」という表現形式としてその意味を豊饒化する。ところが三峯徹の労働は統合によってむしろ意味を空無化し、構成物各個のゲシュタルトまでも崩壊せしめる。わたしたちは「結局これはなんなのか」と虚空に向かって叫ぶこととなる。  それはたぶんディングアンジッヒ、「物自体」に直面させられたわたしたちの不安である。存在そのものには、おそらく意味も理由もないからである。 http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=9084
曇ったり降ったりのおかげで暑さが少し緩和。 吉野家のうな丼、普通においしい。全然どぶ臭くない。さんしょも付いて、これで650円は安いよ。 また食おう。