ほぼ全篇良かったので褒めたいこと言いたいことがまだたくさんある。なんか溜め込んだままだとあれなんで書き出しておく。
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ミレニアムファルコンの軒先からざんざか流れ落ちる雨がいい。今日もなんにもできない、感。
前作に続き日、風、海と自然に何事か語らせる演出。
俺はいままでのルークで一番いいルークだと思ったな。
マークハミルが素で演じているような。こういうルークスカイウォーカーを、マークハミルを俺は見たかったんだと思う。
今後映画のオファー増えるんじゃないか。そんな気がする。
「幼稚な冒険映画はもううんざりなんだよ」と郷里に引きこもった老年の俳優をディズニー社社員が口説き落とすそのドキュメンタリー。そんな趣があってとてもよかった。「オーケーをいただけるまで、わたし社に戻れないんです!」「知った事かお嬢ちゃん」。
レーザートーチで焼き切られた扉を蹴破って麻酔弾を発射するのがなんと軍司令御大。昔自分がファシスト兵からやられたことをそっくりそのまま決起将校にやり返しているのが楽しい。
リング状に射出されるあの一瞬のイメージ、まさにオマージュとしか言いようのない、特殊効果の完璧な再現っぷりに感動する。
前作に続いてこれはファンフィルム、とびきりカネをかけた贅沢なファンフィルムなんだと思う。今期7,8,9は明確にトリロジーのリメイクであることを隠さない。それもアップデートした。トリロジーの批判的検討をすら周到に加えた。スターウォーズという作品の続きを作るやり方としてそれは一番妥当なんだろうなあと思う。
重ね重ね、最高のオープニングだったと思う。あの「ポイ捨て」で、この映画の成功、勝利は確定したんじゃないだろうか。
剣戟映画を愛してやまない大井廣介は『ちゃんばら芸術史』を草し、究極のちゃんばら映画、それは主人公が剣を抜かない映画だと結論するに至ったのだが、最後のジェダイはかなりその「理想、究極のちゃんばら映画」に肉薄し得ているような気がする。
ジョージルーカスがジャパニーズチャンバラへの愛からスタートさせたシリーズが、日本の熱心なチャンバラ愛好家と同じ結論、境地に至ったというのは不思議というか当然というべきか。これもひとつの感動である。
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ミレニアムファルコンの軒先からざんざか流れ落ちる雨がいい。今日もなんにもできない、感。
前作に続き日、風、海と自然に何事か語らせる演出。
俺はいままでのルークで一番いいルークだと思ったな。
マークハミルが素で演じているような。こういうルークスカイウォーカーを、マークハミルを俺は見たかったんだと思う。
今後映画のオファー増えるんじゃないか。そんな気がする。
「幼稚な冒険映画はもううんざりなんだよ」と郷里に引きこもった老年の俳優をディズニー社社員が口説き落とすそのドキュメンタリー。そんな趣があってとてもよかった。「オーケーをいただけるまで、わたし社に戻れないんです!」「知った事かお嬢ちゃん」。
レーザートーチで焼き切られた扉を蹴破って麻酔弾を発射するのがなんと軍司令御大。昔自分がファシスト兵からやられたことをそっくりそのまま決起将校にやり返しているのが楽しい。
リング状に射出されるあの一瞬のイメージ、まさにオマージュとしか言いようのない、特殊効果の完璧な再現っぷりに感動する。
前作に続いてこれはファンフィルム、とびきりカネをかけた贅沢なファンフィルムなんだと思う。今期7,8,9は明確にトリロジーのリメイクであることを隠さない。それもアップデートした。トリロジーの批判的検討をすら周到に加えた。スターウォーズという作品の続きを作るやり方としてそれは一番妥当なんだろうなあと思う。
重ね重ね、最高のオープニングだったと思う。あの「ポイ捨て」で、この映画の成功、勝利は確定したんじゃないだろうか。
剣戟映画を愛してやまない大井廣介は『ちゃんばら芸術史』を草し、究極のちゃんばら映画、それは主人公が剣を抜かない映画だと結論するに至ったのだが、最後のジェダイはかなりその「理想、究極のちゃんばら映画」に肉薄し得ているような気がする。
ジョージルーカスがジャパニーズチャンバラへの愛からスタートさせたシリーズが、日本の熱心なチャンバラ愛好家と同じ結論、境地に至ったというのは不思議というか当然というべきか。これもひとつの感動である。
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