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ツインピークス The Return [Twin Peaks, a limited event series] をドイツのアマゾンから送ってもらう

という、メモ。



 3月22日に発注。きのう4月13日に到着。三週間、22日かかったわけだけど、これドイツでの商品リリースが3月29日だったから発送はその日。だから二週間、15日で着いたわけね。
 お急ぎ便とかじゃない普通のあれで頼んだから、速かったんじゃないすか、着くの。予定では4月18日着だったし。予告なしに早く受け取れて嬉しい。
 着いた時家にいたから郵便屋さんから手渡しでもらったけど、印鑑だ受け取りだ関税だも何もなし、包みもアマの簡易包装だから不在だったら郵便受け直入れてそんで終わりだったと思う。輸入だっちゅうのに面倒がなくて大助かり。さすがアマ。
 値段は33.61ユーロ(リリース前だったから日本と同じに予約商品の最低価格保証が適用。注文翌日には40ユーロくらいに上昇してたんでラッキー)。送料が7ユーロ。合わせて40.61ユーロを現地ユーロ建てを選択して決済(ここらへんの損得に詳しくない。日本円決済でもあんま変わんない気がする)。商品送付の29日に5,487円がvisaから引かれた。その三日後、為替の調整かなんかか3円がこっちに戻された。
 安っすいよね。テレビシリーズとはいえ実質デヴィッドリンチの映画と言っていい作品、そのブルーレイ7枚+特典ディスク1枚が送料込みで5,500円だよ。格安だよこれは。



 早速封を開ける。凝ったボックス仕様が嬉しい。が!


 光沢コート紙とはいえブルーレイディスク直入れ。紙にじか入れ。海外ディスク商品あるある。
 まあこれで別に問題ないんだろうけど、ちょっと「おっ」と思うよね。
 日本リリースまだだけど「ワウワウの稼ぎ頭、そんな簡単に円盤出しませんよ」っちゅう事情は勿論あるだろうのに加えて、特製ボックスもたぶん日本仕様でもうちょっとデリカシーのあるあれになんじゃないだろうか。その手間もあって発売に時間かかってんじゃないだろうか、とか思う。
 ニホンスゲーの唱和に加わるつもりはないけど、こういうのの配慮はやっぱニホン商品世界一神経質、繊細なのは確かだと思う。

 再生かけてみるとあっけなく再生。リージョンがどうのの警告もなく、つーか勝手に日本語オペレーションを選択してくれた。



字幕のみならず吹き替えもちゃんと日本語。ドイツで適当に狩り集めた怪しげなシロウト日本語声優、とかではなさそうだ。冒頭の逆回し音効とかもきちんと手間かけてる。いい仕事。たぶんwowwow放送のと同じそれだろう。

 人柱になっちゃうかも? の懸念がなくはなかったのだけど、初めての「米アマ以外からのアマ輸入」が成功裏に終わって胸を撫で下ろした。
 あとはこれから出る日本盤がどうなるかで俺はまた喜んだり後悔したりすることになるが、Tシャツやらステッカーやら位ではこの輸入品の優位性は揺らがないだろう。値段が同じくらい、もまず期待しにくいし。

参考リンク1: 日本語収録の海外版BD (ツインピークス'17/他)
 あー日本盤出ねーもー待てねー米アマのやつ買っちゃおー英語のみって書いてあっけどもしかしたら表記間違いかもしんねえしーって見切り発車で注文かけた五分後にこのサイトを見つけ発注キャンセル。独アマに発注し直し。ありがとうございます。おかげで助かりました。

参考リンク2: Amazon.de ドイツのアマゾンで買い物する方法(個人輸入)
 あーでもそうすっと今度は独アマアカ取んなきゃなーめんどくせーなーと逡巡する俺の背中をポンと押してくれた恩人サイトがまたこちら。米尼アカを既に持っていれば他の主要国アマも同じアカで使用できるというのだ。知らなかった。おかげで簡単に「独アマで初めてのおつかい」できました。ありがとうございました。

参考リンク3: 米アマの旧ツインピークス
 日本語吹き替え、字幕付き。これもまた安いよねえ。今日(2018年4月19日)付けで26.94ドル。アマゾンカレンシーイクスチェンジ表示で3,001円。送料がまた別にかかるんだっけ? かかるんだよねえ。そうすっとプラス七百円くらい? 計四千円弱? そんでも国内盤よか安いよねえ。
 でもなんかあんま買う気しないんだよね。なぜか?
 もう飽きるほど観たから。




2018年5月24日追記:
 7月4日に国内盤ようやっとリリースの模様。



 今日現在の予定価格、21,384円。まあやっぱこんくらいなるよね。
 国内盤の場合今回むしろ輸入盤以上に人柱リスクが懸念されている。wowwowオンエア時ある場面にボカシがかかっていたらしいからだ(別に性器露出とかじゃないにもかかわらず)。ディスク商品ではそれがどう処理されるのか。
 さて、こんな商品もアマには。



 10,980円。輸入の煩瑣、日数に耐え得ない向きにはこちらもありでしょう。

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