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国産洋画劇場「船と氷山」



 面白いこと考えるよねえ。この方法論だと、国産化できない洋画は何一つ存在しない。
 それが超大作、ビッグバジェットであってもなんら桎梏にならない。手弁当の低予算内で無理無理、否、むしろ積極的に手を抜いて撮り上げることにこの面白さの核は存在するからだ。
 上流階級の奢侈、の表現が舟盛りw 屋形船の湾岸クルーズw もんのすごく貧乏臭い。貧乏人が想像した金持ち。
 氷山も船が折れるシーンも存在しない。ただセリフで言っちゃうだけ。で、成立しちゃうわけだ。これは目からウロコ。
 キャメロンの(俺観てないんだけど)に対する正当な評価、批評にもなってる。「お前のゴミ映画、このくらいの予算規模で適正なんじゃねえ?」と。

 わざっと下手くそに模倣したひょろひょろしたテーマ曲がまた最高。まじにサントラ欲しいレヴェル。

「いまや洋画は、国産の時代」国産洋画劇場

↑すごいコピー。意味わかりませんw

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