午後ローで久しぶりに観たが相当ひどいね。ここまで愚作だったか。
午後ローでちょうどいいよね。こんなんをゴールデン洋画劇場だ水ローだでやってた時代にむしろ唖然とする。どんだけ敷居低かったんだ。
女まずいらないし。邪魔。すっげー邪魔(しかも先日の午後ロー、ご時世なのかパイオツケーキがカットされてる。唯一この女の見せ場なのに)。
ダイハードの成功後雨後の筍が叢生したけれど、ダイハードが如何に飛び抜けて優れているか、セオリーだけ真似ても駄目なんだということを如実に示す一作だよねこれも。
岡田斗司夫が著書で「ダイハードなんてあんなん全部ハリウッドの文法通りに組み立てただけ」みたいなこと書いてたけど、んなこと言ったらさあ、コケる映画この世から消滅すんじゃん。いい加減な事言ってんじゃねえよ。
セオリー以上の精神性っつーか心意気、魂、そういうもんは確実にあんだよ。斜に構えてなんでもかんでも否定すんじゃねえよ、ガキ(岡田斗司夫に向けて言いました)。
ラスト、トミーリージョーンズ御大とセガール御大、両御大の近接戦闘だけが一瞬輝きを見せる。が、あとは。
これよりかむしろセガール後期、Vシネ路線、低予算やっつけ仕事の方が全然出来いいんだよね。
同じアンドリューデイヴィス&トミーリージョーンズコンビなのに「逃亡者」(1993)とどうしてこうも作品世界の拡がり感が違うのか。監督、一年で急に大成したのか。
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