よくわかんねえんだよな。
Ryzen7 5750G搭載のデスクトップを買って、買ってから気づいた。ああ、AMDのグラボ内蔵だからフルイドモーションとかいうの使えんのか、と。それ目当てで買ったのではなかったが、使えんなら使ってみよう。
持ってたのがうまいことにPowerDVD14。内蔵グラボとこれのセットでブルーレイがヌルヌルいくわけでしょ?
んー。いかない。
だいたい、AMDのドライバソフト(アドレナリンなんちゃら)にそういう設定項目が出てこない。
俺の場合は結局ブルースカイなんちゃらとMPCなんちゃらの組み合わせでやっとこさヌルヌル動いた。動いただけラッキーなんだけどあんまり釈然とはしない。やっぱり使い慣れたPowerDVDで動いて欲しかった。
Fluid Motionに関してAMDとしてもCyberlinkとしても動作保証をしている状態というのはとうに終了している、というのがググりまくって疲弊した俺の感想である。保証もしてなければ「終わりました」の公式アナウンスもない、なんとも宙ぶらりんな気持ち悪い状態のようである。
PowerDVD14でもこうやって使えないながらグレーアウトで機能の存在は示唆している、ってのがまさにいまこの機能の置かれた状態そのものをあらわしている。
使ってみた感想は、楽しい。ヌルヌルで面白い。
しかし、演算スピードが遅れて不自然にズレが生じているようにも見える。リップシンクが明白にずれることが多い。
またアニメーションに顕著だが背景の等速移動が完全に滑らかになるせいで逆に「これは背景の上に平面のセル画が乗ったアニメーションという技法の一種のだまし絵ですよ」感が強まる感じがある。
でもまあそれも含めて面白い。
実写の映画だと映像そのものが生っぽくなる。かつてのテレビで言うところのスタジオVTR撮り(フィルム撮りより秒間フレームが多い)的になる。安っぽくなる、という感想も当然わかる。俺は面白くていいな、と思う。オリジナルにも良さがあるわけだから、両方を楽しめるのは選択肢が広がっていいことだと思う。
視聴時シークバーでシークをかけるとMPCの画面が不安定になり、MPCを終了してもWindowsそのものの画面まで揺らいでおかしくなったりすることがあった。ここらへんのこと(OSの動作にまで迷惑をかける)もFluid Motion機能の終焉と関係するのかなあと推量したりする。
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