午後ローの録画をいま頃観た。
事故後の展開が「なんで?」の連続。飛行機一個落っこったら管制塔大騒ぎ、全力で探すに決まってるので「ここで待ってても誰も来ない。南へ向かうぞ」がまったくイミフ。
あーB級映画だバカ映画だあとはラストまで苦痛に耐えるだけだなと思ったら最後の30分は良かった。なるほど、ここに持ってきたいがための少々無理無理の導入部だったのね。
「生きて帰ったところでなにもないんだよ俺は。昼は穴掘って夜は酒呑んで喧嘩。もういい。疲れた」
これは胸を突かれた。これを見せたいがためのあのワル、クズっぷりだったのね。
「おい、見てんだろ? お前に言ってんだよ! いるんなら証明してみろ! 後でじゃない、いますぐ!」
だが答えない神。答えないのではない。いないのだ。もともと。
そしてエンディング。父親の四行詩。最後の30分はとても良かった。
なるほど、製作にリドリースコットが噛んでるのか。それで、と思いかけたが、トニースコットも噛んでるので「それで」と逆の方向に思い直した。
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