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気温はまだそれほどだが湿度が高い朝。
イチローがマリナーズからヤンキースに移籍。

三千里とコナンには重複する要素が多くある。三千里が76年。コナンが78年。ほぼ同一の主要スタッフによりそれほど間を置かずに作られた三千里のリメイクがコナン、という印象を持つ。
夢、希望、幸福を予め断念した、ただ余生を生きている少女フィオリーナ。彼女が象徴するものはあらゆる改善の望みを放棄し現実をすべて受容するプロレタリアートでもある。そんなヒロインに宮崎駿が満足できるはずがない。フィオリーナは無限の忍従を捨て、堅い意思を持ち果断に行動するブライアックラナに転生する。ラナはクラリスへ、ナウシカへと発展進化を遂げていく。

不幸な少女を見過ごせない高畑勲、宮崎駿のその情熱や良し。彼女をその境遇から救うため奮闘努力する革命的英雄主義は善なり。
しかし、ここに予期せぬ転倒が起こる。薄幸の少女だから救ったのだ。なのになんだ。身受けしてやった途端正妻気取りか。誰のおかげで人並みの暮らしができていると思っているんだ。もとは東北の寒村で身売りした小汚い百姓娘のくせに。
プロテストで資本主義社会からもぎ取った「取り分」、そのおかげで豊かになった民衆を見たとき、赤軍兵士の胸に思いもよらぬ憤怒が沸き起こってくる。豊かな民衆? 肥え太ったプロレタリアート? 馬鹿な! 我らが命がけで解放した、その成果がこの肉塊か!
かくして党中央委員長高畑勲は大企業のOLに農村への下放を命ずるし、怠業撲滅委員会書記長宮崎駿は中産階級に上昇した家庭から全資産を剥奪し、両親を豚舎へ、娘を公設売春窟へ放り込むことになる。
薄幸の少女への愛が、薄幸の少女へのフェティシズムへと転倒してしまう時、プロレタリアートは共産主義者によって永遠の貧しく不幸な大衆へと固定化される長いディストピアの時代を生きなければならない。高畑、宮崎がその観念世界に自足しているうちはいい。実践された国では歴史が終焉し時間が停止した。

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Thinkpad E560のSSHDをSSDに換装する 1

 この10月にサムスンのSSD(Samsung SSD 500GB 860EVO)を購入、換装しようというのは以前から腹積もりとしてあったのだが、奇しくも9月末、一万二千円くらいだった価格が一挙に9890円に下落。とてもタイミングが良い。幸先が良い。  土曜の午後郵便受けに届いた。うん、楽でいいね。  普通に郵便で送りたくなるのがわかる軽さ。  準備はもうしてあったので早速開封、換装作業開始。  マニュアル同梱。サイトへの案内。   サムスンのサイト を見ると移行ソフトがちゃんとあるっぽい。特に購入者コードなど必要なく、誰でもダウンロードできる。  フリーソフトよかひと手間省ける感じ。もちろんサムスン製専用ならではの利便性。  こんなんにつけて USB3.0で接続。 いきなり「あと2時間半」とか脅してくるけど、数字はガンガン減っていく。  130ギガほどのシステム&データ移行、37分で終了。  さあ、そしたら今度は物理交換だ。  電源抜いて、  電池外して、  裏蓋をプラスドライバーで外す。この3つのネジはどっかいっちゃわない式。ゆるめてもついたまま。  ネジゆるめてもプラの爪が複数箇所マザボの爪に食い込んでいる。だから蓋は素直に開いてくれない。  手の爪やらマイナスドライバーやらでこじ開けるとたぶん筐体に傷が付きそう。  PC、スマホ修理用の「固くてやらかい隙間こじ開け用プラ棒」なんかが欲しいところ。  俺は財布ん中のヤマダ電機ポイントカードで代用。隙間に挿してこじ開けていく。 ガジガジになった  ネジ4本外す。ハードディスクを外す。固着してるのでちょっと手間取った。  小ねじ4本外してハードディスク固定用の枠を外す。  シーゲイトのSSHD500ギガ。これはサムスンSSDの空箱にしまっちゃいましょう。  7ミリ厚のSSHDを7ミリ厚のSSDに換装。  逆手順で戻して行く。  蓋をネジ止め。上から爪あるっぽい複数箇所を押さえてはめ込む。パチパチパチパチ。  完了。電池、電源戻して、  電源投入。 (つづく)→  htt

チコちゃんに叱られる

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