…地に足をつけたまま浮遊しない出世民主主義の方法論にどっぷりつかった若者たちであり、地に足をつけたままの自立しない若者を好んで雇用する幼稚な社会そのものであるはずです。
ならば佐高は、新卒採用偏重の雇用市場を徹底的に批判すべきでしょう。そして、浮遊も自立もしていないクセに、カネだけは持っている正社員という名の青二才が支配する日本社会そのものを、敵にまわすべきでしょう。そういう批判こそ、私が左派に望むことなのです。
ならば佐高は、新卒採用偏重の雇用市場を徹底的に批判すべきでしょう。そして、浮遊も自立もしていないクセに、カネだけは持っている正社員という名の青二才が支配する日本社会そのものを、敵にまわすべきでしょう。そういう批判こそ、私が左派に望むことなのです。
『若者を見殺しにする国』 赤木智弘、2011年。
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