ラヒーはなぜ駄目なのか考えてみる。
てらさわさんによるとラヒーは早過ぎたRP1らしいのである。RP1なのであれば早過ぎようがなんだろうが傑作になるはずであるが実際ラヒーはあの有様である。
なんでこうなったのか。
1.監督
スピルバーグとマクティアナンである。そりゃシュピールベルクに軍配は上がるに決まっているが、マクティアナンだってダイハード、レッドオクトーバーの監督である。しかしノマドの監督でもある。じゃあ仕方ないか、っつー感じもある。
2.ファンタジー
魔法のチケット、っつーだけでもうおとな爆睡である。かといってじゃあこども大喜びの映画だったのだろうか?
3.ガキ
やっぱあいつでしょ。いちばんの敗因は。
母子家庭で不登校でムービーギークで、ってとこまではいいの。そういう少年、寡黙で自閉的で、って設定しない? 普通(たぶんそしたら好感度は上がった)。
なんであんな饒舌? 鬱陶しい? トライアンフ? 調子乗り?
なんか得意げに吹聴するときの表情、目、口の形がもう最悪。
思ったことそんまま口に出しちゃうのはADHDの特徴らしいのだけど、この人間型ジャージャービンクスがぺちゃくちゃ始終しゃべくり回るのはどう考えても映画の好感度を上げるモーメントたり得ない。
爺さん、「あのひとにも、あのひとにも!」とか興奮してたのにラスト「いや、やめとこう」って全然意味わかりません。
氷の微笑、未来の世界の猫顔ロボット、「どうして? 俺は彼の大ファンなんだ」の三ヶ所でだけちょっと笑ったけど、E.T.んとこではクスリとも笑えない。ていうかむしろ殺意を感じた。
あの女、ひどい顔だったねえ。
すげえ。ノーマッズ、VHSの中古しか出てこねえw
駄目だよアマゾン、1,600円の本2,847円で売っちゃ。
再販に保護されてるフツーの書店で買いましょう。
コメント
コメントを投稿