スキップしてメイン コンテンツに移動

「ワンダーウーマン 1984」Wonder Woman 1984, 2020.

ブルーレイ、本日価格960円w まあそうなるよね。

 アマプラで観た。

いやー、なんかひどいね。

これもあれなんかな、出資サイドからの要請があったのかな。長くしろ、と。二時間半は要らないだろ。午後ロー尺(1時間半)に編集した方がむしろ面白くなるだろ。

無能なひとの仕事をずっと見させられてる感じね。一秒でできることをわざわざ遠回りに5分10分かけるひと。

この考古学者はダサくてモテなくて友達がいません、っていうのはもう登場30秒で十分わかったわけ。でもそれをなおも30分説明し続ける。クドい。お婆さんの長話か。

んで、もういちいち列挙することはしないけれども、矛盾やら不統一やらが甚だしいのね。謎の石、勝手に持ち出したよね? 同意の上貸したシーンはなかったよね? 金のアーマー、家に一度立ち寄ったの? 1984年のオフィスにパーソナルコンピューターは普及してないよね?(アップルのプロトタイプとかそういう話はなしね) プログラムを書き換えて乗っ取る? ブラウン管のテレビ受像機にプログラムなんか走ってねえよ。

頭がQ界隈で「世界緊急放送」なる与太(一度も行われたためしがない)がずいぶん流行ったけど、元ネタこれでしょ。陰謀論界隈でいちばんムカつくのがこれね。自前の妄想ならまだ「君はSF作家になれる!」と感嘆することもあろう。あいつら、必ず、必ず、百%、「安手の映画で見たネタをそのまま、修正もなんもなしに」だから腹立つんだよ。知能どころか想像力創造力も欠如。なんもないひとたち。

まあそういうののエサにしかならんバカバカしい映画でしたね。

1984と銘打ってるのにそこの描写に重きを置いてる感もあんまないんだよね。じゃあなぜ? という。

あの姐ちゃんが魔法の力で真逆に変わる! って話だろうになぜかブサイクなまま。イメチェンした服装も有り体に言ってダサい。1984年なんか舞台にすっからだよ。完全に裏目。

無駄に長い花火。「待って、いい考えがある!」「上から見下ろすのね! あなた天才だわ!」バカですかと。いつまでそこにいるんだ。

上から見下ろす花火、雲がぼんやり光るだけだし。でもなんかウットリ色惚けてるダイアナさん。

気密服もなしにジェット機乗るんですか。燃料どこまでもつんですか。

なんで操縦できるんですか。

今生の別れ、のカメラワークというか演出基本というかそういうのがダメダメ。いきなり走り出すダイアナ(どこに?)。え? っていう。なんか変。

飛翔能力獲得の説明がゼロ。アーマーを身につけることで飛翔能力を得る、ならまだ納得がいくんだけど。そういうふうにしようみたいな初期プロットが練り込まれないままともかく撮影だけして粗雑に編集。そういうやっつけ仕事な感じがすごいすんだよね。

いやもう、最後まで完走できた自分を褒めてあげたい。修行だよ修行。

MCUだったらこの状態でリリースなどあり得ない完成度の低さ。DCの遅れっぷり駄目っぷりがよくわかった。

監督さんは映画文法の基本も習得していない。多分またぞろCM上がりかなんかでしょう。そういうトニースコット味(あじ)、マイケルベイ味を感じた。

ウィキペ

2022/12/17追記: 作品には作者が顔を出す。その原則、法則からするとパティージェンキンスのルサンチマンや服飾センス、彼ピッピとこんなデートしたいのォー、といった願望はよく伝わってくる映画であった。

コメント

このブログの人気の投稿

インテルグラフィックスの設定で動画の白っぽさを解消する(白っぽさシリーズ、その3 たぶん完結篇)

 タイトル通りです。  なにげにね、ほんとなにげに、さしたる予感、確信もないままインテルグラフィックスなにげにいじってみたの。そしたら、この間(かん)の懸案が一瞬で解消してしまった。   HDMIさん 、 サイバーリンクPowerDVDさん 、いわれなき嫌疑をかけていままで悪し様に罵ってすいませんでした。  悪いのはわたしの無知でした。  動画の白っぽさを、なくす。  グラフィックスビデオ設定のコントラスト自動調整を、オフればいい。  後出しジャンケンだけど、答えが出てしまえば「なーんだ」、だよね。  確かにそうだ。明暗の自動調整にノイローゼなってんなら、それ切ればいい。  いやもう、白っぽくて白っぽくて(露出不足でラボから上がってきた昔の印画紙みたい)、また瞬間瞬間に不自然に画面の明るさがディジタリーに、階段状に変わる、明らかにおかしい感じの動画、一瞬で正常化してしまったよ。 「あらこの場面ちょっと暗いわね、こんなんじゃなにがなんだかよくわかんないでしょヨッちゃん。おばちゃんがいまここちょっと明るくしたげるからね」って、パソコンの中のおばちゃんがいままで世話焼いてくれてたんだよね。  僕はおばちゃんに暇を出すことにしました。  俺ヨッちゃんじゃないし。  ノートパソコンの設定としてはデフォルトがそれっての、たぶん正解なのかもしれないね。映像ソースの再現忠実度よりも視認性。  外付けモニターの購入で小さい画面では全然わかんなかった、気にもならなかったことが見えてきた。一挙にアラが見えるようになってしまった。デカい画面という、そういう「量」が「質」のこと炙りだすのってなんかこうあれだよね、示唆するものがある。  この間の死闘、暗闘は消耗したがしかしまたその分得ることも実に多かった。いままでそこらへんの知識まるでなしにパソコンで動画見てたんだよね。実に十年間くらいはおかしな設定の変な色、明るさのままで。「きったねえなあ」ってぶつぶつ文句言いながら。  グラフィックスのビデオ、調整できるパラメーターは他にもあるので、まだまだ勉強すべきこと、更なる発見、正解があるはずである。しかし、懸案の巨大な山はひとまず乗り越えたんだと思う。  しばらくは精神の安定を取り戻せそうで一安心である。 * * *

Thinkpad E560のSSHDをSSDに換装する 1

 この10月にサムスンのSSD(Samsung SSD 500GB 860EVO)を購入、換装しようというのは以前から腹積もりとしてあったのだが、奇しくも9月末、一万二千円くらいだった価格が一挙に9890円に下落。とてもタイミングが良い。幸先が良い。  土曜の午後郵便受けに届いた。うん、楽でいいね。  普通に郵便で送りたくなるのがわかる軽さ。  準備はもうしてあったので早速開封、換装作業開始。  マニュアル同梱。サイトへの案内。   サムスンのサイト を見ると移行ソフトがちゃんとあるっぽい。特に購入者コードなど必要なく、誰でもダウンロードできる。  フリーソフトよかひと手間省ける感じ。もちろんサムスン製専用ならではの利便性。  こんなんにつけて USB3.0で接続。 いきなり「あと2時間半」とか脅してくるけど、数字はガンガン減っていく。  130ギガほどのシステム&データ移行、37分で終了。  さあ、そしたら今度は物理交換だ。  電源抜いて、  電池外して、  裏蓋をプラスドライバーで外す。この3つのネジはどっかいっちゃわない式。ゆるめてもついたまま。  ネジゆるめてもプラの爪が複数箇所マザボの爪に食い込んでいる。だから蓋は素直に開いてくれない。  手の爪やらマイナスドライバーやらでこじ開けるとたぶん筐体に傷が付きそう。  PC、スマホ修理用の「固くてやらかい隙間こじ開け用プラ棒」なんかが欲しいところ。  俺は財布ん中のヤマダ電機ポイントカードで代用。隙間に挿してこじ開けていく。 ガジガジになった  ネジ4本外す。ハードディスクを外す。固着してるのでちょっと手間取った。  小ねじ4本外してハードディスク固定用の枠を外す。  シーゲイトのSSHD500ギガ。これはサムスンSSDの空箱にしまっちゃいましょう。  7ミリ厚のSSHDを7ミリ厚のSSDに換装。  逆手順で戻して行く。  蓋をネジ止め。上から爪あるっぽい複数箇所を押さえてはめ込む。パチパチパチパチ。  完了。電池、電源戻して、  電源投入。 (つづく)→  htt

チコちゃんに叱られる

 いまのチコちゃんはこうだけど、  初回パイロット版(17年3月24日放送)のチコちゃん(初号機)はこんなでした。  明らかに造形的には奈良美智リスペクト。  茂木さんに正解を言い当てられて驚愕!  出たw 「出ってもうたー♪ 大阪弁がー出ってもうたー♫」  当然パイロット版放送後「なんか不気味じゃないか」「もうちょっと可愛くできない?」等々の局内検討を経て決定稿、弐号機チコちゃんになったと想像するのだが、俺はこの初回チコちゃん大好きなんだよねえ。たぶん製作スタッフも掣肘さえなければ初回のままで通したかったんじゃないかなあ。そんな気がする。  しかしこの初号デザインのままであったら、いまの国民的人気にはやはりつながらなかっただろうなあ、とも思う。  ともあれ、チコちゃん、岡村さん、紅白進出おめでとう! https://www.nhk.or.jp/kouhaku/topics/topics_181218.html