土橋とし子のなんとかいう本を読んだときにものすごい違和感を感じたのだが、いまの地点から振り返るとつまり「ブラック企業礼賛」、いや、礼賛とまではいかなくともすごーく「自己責任」チックな本だったからなんだと思う。
明日の成功をエサに食えるだけの給料もろくすっぽ払われずそれでいて長時間拘束の過重労働。デザイン事務所だったっけ? そういうとこの徒弟制度を懸命に耐え土橋とし子は見事成功をつかんだのでした……っていう物語に共感できず違和感ばかりの自分に読んでる当時は「自分に根性がないからだ」なんて思っちゃってたのだが、やっぱ違うよなあ。
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