アスカの言う通り、天地真理イラストリアスが確かにウザい。金曜ロードショー先行プレビュー版のほうが良かった。
「わたし昭和の歌好きなんです」と不思議ちゃんぶりをアピールして大人男子に媚びる厨二女子は中年男性の俺から見てもかなりに腹立たしい。いろいろとイラッと来る。
もちろん女子に調子乗らせといてあとで酷い目に遭わせるというのはエヴァのSMフォーマットなので、是非ともこっぴどく傷めつけて欲しいところである。
(追記:イラストリアスが懐古厨であるのは実はどうもちゃんと伏線らしいということであります。つまり、懐古厨ではない。懐古してるわけではない。)
6分38秒のプレビューに既にナディアの楽曲は使われていた。今日気づいた。高度な伏線。
さっきまで敵味方で殺し合ってたのにプラグから出た途端なんか「立つくらいできるでしょ!? さ、行くわよ」とみんな一緒に歩き始めるのがなんかおかしい。面白い。
「あたしのことは助けてくんないのね」。マツシロの対応がレイの時と違うことを根に持っているようだ。
エヴァの特徴である無意味なペダンティズムが本作においては抑えられていたこと、俺は好感を持った。冬月は明解な言葉で諸々の事情をシンジと観客に解説している。けして説明臭くはない。コールドスリープなりなんなりで事情を知らない者に対する、虚仮威しも誤魔化しもない、わかりやすさを旨とした簡潔な説明。これは従来のハッタリエヴァにはなかった演出で、つまりもうエヴァにハッタリは必要ないという作り手の自信のあらわれとも言えるのではないだろうか。
ネルフ施設の維持に人手が要るはず、おかしい、という批判はさてどうなんだろう。かつて栄華を誇った国連特務施設は見事に寂れているし、また、二千何十年だかの科学技術力は無人の基幹機能維持を可能にしている、とか解釈してやってもいいのじゃないか。みんなエヴァに厳しすぎだよ。
それはもちろん実はみなのエヴァへの愛、期待、その証しでもある。
廃墟化した施設のヴォールトばたに建つあの乞食小屋。あの鮮烈なヴィジュアルにみんな唸らないのだろうか? あれですべてを許す気になれないのだろうか? そしてなぜか律儀に公団の表札をひっぺがしてそこにまた表札として置いているブラック綾波レイ。もう悲惨なんだかギャグなんだかわけわからない感で興奮したりしないのだろうか? みなさんは。
感想1
感想2
「わたし昭和の歌好きなんです」と不思議ちゃんぶりをアピールして大人男子に媚びる厨二女子は中年男性の俺から見てもかなりに腹立たしい。いろいろとイラッと来る。
もちろん女子に調子乗らせといてあとで酷い目に遭わせるというのはエヴァのSMフォーマットなので、是非ともこっぴどく傷めつけて欲しいところである。
(追記:イラストリアスが懐古厨であるのは実はどうもちゃんと伏線らしいということであります。つまり、懐古厨ではない。懐古してるわけではない。)
6分38秒のプレビューに既にナディアの楽曲は使われていた。今日気づいた。高度な伏線。
さっきまで敵味方で殺し合ってたのにプラグから出た途端なんか「立つくらいできるでしょ!? さ、行くわよ」とみんな一緒に歩き始めるのがなんかおかしい。面白い。
「あたしのことは助けてくんないのね」。マツシロの対応がレイの時と違うことを根に持っているようだ。
エヴァの特徴である無意味なペダンティズムが本作においては抑えられていたこと、俺は好感を持った。冬月は明解な言葉で諸々の事情をシンジと観客に解説している。けして説明臭くはない。コールドスリープなりなんなりで事情を知らない者に対する、虚仮威しも誤魔化しもない、わかりやすさを旨とした簡潔な説明。これは従来のハッタリエヴァにはなかった演出で、つまりもうエヴァにハッタリは必要ないという作り手の自信のあらわれとも言えるのではないだろうか。
ネルフ施設の維持に人手が要るはず、おかしい、という批判はさてどうなんだろう。かつて栄華を誇った国連特務施設は見事に寂れているし、また、二千何十年だかの科学技術力は無人の基幹機能維持を可能にしている、とか解釈してやってもいいのじゃないか。みんなエヴァに厳しすぎだよ。
それはもちろん実はみなのエヴァへの愛、期待、その証しでもある。
廃墟化した施設のヴォールトばたに建つあの乞食小屋。あの鮮烈なヴィジュアルにみんな唸らないのだろうか? あれですべてを許す気になれないのだろうか? そしてなぜか律儀に公団の表札をひっぺがしてそこにまた表札として置いているブラック綾波レイ。もう悲惨なんだかギャグなんだかわけわからない感で興奮したりしないのだろうか? みなさんは。
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