金曜ロードショーの録画160219をいま頃観た。
いろいろとひどい。
就中(なかんずく)中盤のイスラエルは映画の出来不出来以前にポリティカリーにひど過ぎて(インコレクト)話にならない。壁を築いたが助けを求める難民はすべて受け入れているお優しいイスラエル国家。その優しさに甘えて浮かれて踊り出すアラブの野蛮人。そのせいで崩壊する壁。すべてが現実のイスラエルと真逆であり「イスラエルを翼賛しアラブ人を侮蔑する」偏向甚だしい描写になっている。この一事をもって映画を全否定していいくらいにひどい。
しかし最後まで我慢して(耐えきれず何度も離脱しかけた)観て思う。格別政治的にイスラエル寄りだからとかそういうことではなく、単純に頭が悪いのだ。偏差値が低過ぎるのだ。「パレスチナ紛争なにそれおいしいの?」だろう。
頭からしっぽまで主人公とその家族のために世界が回っている。なんであそこで手榴弾? バカふたり無理無理乗り込んだおかげでみんな巻き添え。
なぜ車使わない? 行きも帰りも? バカじゃねーの?
カテゴライズすればこれも家系でしょう。感情移入しやすくするための常道? 馬鹿言ってんじゃねーよ俺は逆に死ね、全員死ねと思ったよ!
コメント
コメントを投稿